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名阪スポーツランドの、普段はカート/ミニバイク/モタードが走行可能なABコースに、全日本モトクロスでも使われるモトクロスコースを繋ぎ合わせたモタードコースが、今回のSMJ全日本スーパーモタード第7戦で使われたスペシャルコースだ。

まずは上の写真のABコースからのスタート〜1コーナー。

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1LAP目はABコースを周回し、それ以降はモトクロスコースへと繋ぐダート、アスファルトを通過する。

このアスファルトの頂点には全日本モトクロスでワークスパドックが設置される場所。その頂点を前にしてモトクロスコースへと進入する。

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写真のS1PROクラスのライダー達はロード出身、モトクロス出身、あるいは純モタード育ちと様々ながら、皆、ダートのスキルも優れていた。

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モトクロスコースの際にはフィニッシュジャンプとして使われるテーブルトップ。

写真の#6森田一輝選手のリアタイヤに注視して欲しい。フロントはブリヂストンのモタードスリック、リアは同社のレインタイヤ(インターミディ)だ。

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#17新井誠選手は純モタード育ちと思いきや関東選手権ではNAクラスを走る。

#300高山直人選手は自身の地元のモトフィールド榛名をホームコースとして走り込んでいる。

#16吉田雄一選手はロードのA級であって、MCFAJモトクロスのエキスパートクラスのライダーでもある。

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テーブルトップを飛びきると、その先にはシケイン、更に小さなジャンプがあるのだが、モタード用のタイヤではモトクロスタイヤほどのラインの自由度は無いので路面には次第にレールが出来て行く。

ロード出身の#4三苫進選手と全日本スーパーバイク選手権の現役ライダー、#31野左根航汰選手のダートレールでの攻防戦。

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ジョーズこと#2増田智義選手は、あいかわらずの決勝日のみの走行、前日の走り込みもなく、タイヤも最低限のグルービングで両ヒートとも2位を走るのは流石だ。

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モトクロスIBの#13天野拳選手、2014年度は整体師となり修行中の身ゆえに、今回が今シーズン初参戦。

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第2ヒートは埃がたつコンディション。

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モトクロスコースからターマックコースのABコースへ戻るコースは…

土手に増設されたダートダウンヒル。

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ABコースは前半に緩いコーナーを含む長めの直線があり、そこでモトクロスコースでタイヤに付着した土を振り落とす感じだった。

インフィールドは中低速コーナーが続く。

ロングダート対策にフロントにレインタイヤ(17インチ)を履かせたライダー曰く、中低速コーナーでフロントが大回りしてしまうとのことだったが、今回のコースではタイヤ選択に悩んだことだろう。

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モトクロスIBの#18青木優治選手。ハングオンスタイルも板について来たが、今回はmotoGPライダー、マルケス選手を参考にしたライディングスタイルを取り入れたとのこと。

中日本エリア選手権S3に自ら参戦している大森選手が撮影した2014 全日本スーパーモタード選手権 第7戦 名阪 S1 PROクラス決勝 ヒート1を下記に貼らせて頂きます。

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