(左)15W60 高温時や金属同士の強い衝撃時にも油膜を保持し、エンジンを保護する
(右)5W40 オイルの粘性抵抗によるフリクションを低減、エンジン出力を最大限に発揮する

エンジンを激変させる信頼度抜群のオイル

MOTUL
300V 4T FACTORY LINE OFF-ROAD
5W40 ¥3,675(1L)
15W60 ¥?3,675(1L)

■テクノイル・ジャポンK.K. TEL045-592-9629 www.motul.co.jp
■協力/モトショップ鷹 TEL049-225-9115 www.taka-is-fast.com

「モチュール入れて壊れたら保証します」と断言してます

 品質が低く安いオイルを早めに交換すれば大丈夫。そんな話を聞いたことがある人は多いはずだ。また、メーカー指定のオイルを入れるのが一番と考える人もいるかもしれない。確かにベースはそれでいい。しかし、オフロードライダーのエンジンやミッションの使い方を考えれば、やはり使用状況に合わせてオイル粘度等を選ぶべきだ。
 さて、高性能オイルの代名詞とも言えるモチュールの300Vに、オフロード専用シリーズが加わった。『300V 4T Factory Line Off road』は、オフロード走行向けに最適化された設計により、より多くのユーザーへ恩恵が得られるようになった。
 今回は、全日本モトクロスでお馴染のモトショップ鷹で話を伺った。
「これまで色々なメーカーのオイルを試してきて、モチュール3?00V 5W40にたどり着きました。30分全開で走った際も、熱ダレをおこさないし、シフトフィーリングも変わりません。エンジンを開けても嫌な鉄粉も出てこないですね。クラッチ交換回数も減りランニングコストも下がりますし、全日本でも2ヒートいけますよ。先日私自身が3時間のエンデューロに出場した際、マシンが古い空冷車だったため、後半ではやや熱ダレを感じましたが、ここは15W60を使うべきだったようです。使用状況で粘度を変えれば、ベストに近い状況を得られますよ」
 たとえばJNCC、3時間もの間高熱にさらされるような使い方ならば固めのオイルのほうが良いとも言える。しかし、中級以下のライダーがゆっくりとしたペースで淡々と走るのならば、5W-40のほうが合う可能性もある。まずは自分の走り方に合うオイルを色々と試すことをオススメしたい。
 結論から言えば、オイルにオーバークオリティというものは存在しない。良いオイルを使えば全てをカバーしてくれるのである。モトクロス、エンデューロ、ツーリングまであらゆる状況に対応してくれるモチュールオイル。簡単にできるエンジンチューンとしてもオススメだ。

300Vと言えば鮮やかな蛍光色がおなじみ。「走行後のオイル排出時にもこの色を保っているんです」と高木店長は話す


モトショップ鷹店長の高木雄一さんも自ら300Vを愛用中。「ピストンやシリンダーの傷もつかず、マシンの持ちが良いので、チームとしても助かっているんです」と話す

オフロードシリーズの主な特徴

●通常のファクトリーライン製品よりも、ギヤに対する特性を強化(悪路を走るためエンジン、クラッチへの負荷が大きい)
●フープスやジャンプ着地時のクラッチプレートにかかる急激なトルクに耐え、摩耗も最小限に抑える
●エステル配合100%化学合成、強靭な油膜保持性能を誇り、過酷なコンディションに耐える

JNCC、レアルワン、MOTO1などで展開中の「レアルエキップサービスステーション」にブースを展開中。爺ヶ岳ではエアフィルターメンテナンスサービスも実施

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ダートスポーツ