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TGRレーシングホイールの16.5インチが、スポーク/ニップルとリムが接する部分をキャップで蓋するタイプのTYPE-TLにモデルチェンジ。TEAM TechnixからS2クラスに参戦する中木亮輔選手が実戦投入し、SMJ第2戦琵琶湖で2位入賞したのは記憶に新しい。
※第1戦は不出場、第3戦は17インチのレインタイヤを装着。
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そこでこのTGR(TYPE-TL)と従来のTGR(TYPE-S)を、S1PROクラスの高山直人選手、S2の中木亮輔選手に乗り比べてもらった。

TYPE-TLのリムはD.I.D製のチューブレスリムを使っているのだが、元々高山選手はこのD.I.D製のチューブレスリムを使っていたので、逆に従来のTGR(TYPE-S)の16.5インチを装着したCRF450Rに試乗してもらった。
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高山選手が(TYPE-TL)にメリットを感じるのがダートセクションだという。リムのキャップ部分のジャイロ効果により、ダートでの接地感が格段に上がるとのこと。中木選手もSMJ第2戦琵琶湖、第3戦エビス(ドライの練習走行時)のダート区間で、高山選手と同じくダートでの安心感、思い通りのラインを走れることを確認できたという。

ではアスファルト区間はどうだろう?
高速コーナー等では接地感の良さから路面に対し粘るように感じるが、より積極的に曲げる入力をすることで16.5インチタイヤ本来のメリットを活かしていけるという。
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チューブレスのメリットはタイヤ交換時にも発揮される。チューブが無いことによりひと手間省けるのと、タイヤ交換時にチューブを傷つけてしまうなどの初歩的なミスがなくなる。
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(TYPE-TL)の要、D.I.Dチューブレスリムの特徴、キャップにパッキンが仕込まれており、エア漏れを防ぐ。
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リム側のキャップを外し、スポーク交換等に対応できる。テープ型のチューブレスキットより手間が少なくスマートだ。
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TGRチューブレス16.5インチフロントホイール(TYPE-TL)98,000円(税抜) サイズ3.50-16.5

■テクニクス

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