関西でエンデューロをやろうぜ、ってことで先日開催されたゲロズゲート。仕掛け人より報告がございます! 今回は編集部からも矢野和都が参戦させていただきましたー

兵庫県の三木市にある三木アネックスパークにて開催しました「GERO’s GATE」。

たくさんのご協力とご協賛そしてご支援を賜り、大会運営などやった事もないど素人どもでやり遂げる事が出来ました。
この場をお借りしてお礼申し上げます。

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さて、この大会の事の発端はとある人が「近所に三木あんのになんでゲロレースせーへんねん」
「近くやったら関西のライダー遠いとこまで行かんで便利でええやん」
から
「ほな、オレやるわ!」
となり
兵庫県エンデューロ実行委員会なるものが発足したのです。

 で、その「オレ」はずぶの素人でコースさえも作れない。そこに白羽の矢立ったのがバイクショップねおの店長永長紀明氏。相談を持ちかけられた永長氏はじゃぁ協力しましょうという事で大会長となり最初に連絡をくれたのがワタクシ総帥こと尾仲。永長氏も兵庫県二輪組合のイベントとして年2回、「エンデューロごっこ」を展開してもう何年目でしょうか。かなりの年月やっていますが、「ごっこ」だけに上級クラスでも簡単な難易度設定です。さすがに永長氏も本格的な走破系のコース開拓となると難しいという事でワタクシにと。

 ワタクシもその辺は永長氏よりも長けてはいますが、さらに長けている人を巻き込み協力を要請します。最初のコンセプトとして「1周も周る事が困難なレベル」というのが実はありましたが、これは後でコンセプトを変更していく事となります。で、最初の打ち合わせで集まった面々は、関西ではもちろん顔も名前も通っている、いや全国的にも名の通っている人も含めた走破系のその筋の人たちが集まりました。

 まず、開拓にかかる前にコンセプトに疑問があり、変更する事になります。
三木アネで1周する事も困難なコースを作る事は不可能という事です。三木アネの狭さはご存知の方もいらっしゃると思いますが、それだけ厳しいコース取りをするには迂回路が必要という事。狭いがゆえに迂回路を取るルートの確保が難しいのです。それに、狭い所に80台が突っ込んで行って全然進まず大渋滞で終わったらきっと誰も面白くないのは明らかですから。
 我々は運営は素人ですが、いろいろなレース経験はやたら豊富な者ばかりです。
 今回のコースはその経験が随所にあったのではないかと思います。

 参加したエントラントはいろいろと感じていただけたのでは…いやらしい所、気の利いた所、イラッとする所などなど。今まで面白くないと思った事や、こんな風にせんでもええのに…、とか。でもそれも、出るそのレースと自分の技量で個々で主観が変わるってのはあるとは思いますが、それでもとことん考え抜いて作りました!そして、作っていく途中で最初は「関西すこやかED」だったのを強引に実は仮称でしたとし、「GERO’s GATE」に変更。
 なぜかというと…ダサイ! ダサすぎたから!w
っというのもありましたが、タイトルからレース内容がよくわからないというのもありました。
コース設定をG-NET基準で上位1〜10位は走り応えなし、11〜20位は楽しい、それ以下は挑戦し甲斐はあるが絶望的ではないという設定で、走破系レースへの入口的な位置づけとしこれをきっかけに各地方で行われるトンチンカンなレースに出向いてもらったり自分にどんなテクニックが足りないのかを考えてみたり、うまい人(ゲストライダーや上位のライダーなど)の走り方やライン取りを見て参考にしたりと楽しく学べるコースというコンセプトにシフトし走破系の入口ということで「GERO’s GATE」としました。
 これでターゲットとするライダーを絞れるとも考えました。逆に言うと、トップレベルライダーの排除的なところもあります。なぜなら、まずそこまでのレベルのコースが作れませんというのが実情なんですが、会場の雰囲気をピリピリさせたくなかったのと、下位のライダーとの差をあまり大きくしたくないという事です。

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