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 台風8号は避けられたものの、梅雨時期の豪雨と重なってしまった7/13JNCC森羅。グリーンバレーで知られる阿蘇観光牧場でのJNCC開催は、実に3年ぶり、本来もっとも最高速の出るスピードコースだが、史上最悪のコンディションとなってしまった。朝からレースが終わるまで濃霧と10mm/hの強い雨脚。ただ単にマディなのではなく、黒土の重たく、そしてスリッピーな路面がライダーを苦しめた。

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 現在、JNCCでは鈴木健二、渡辺学が他を圧倒。それに加えてGNCCから一時帰国している小池田猛が加わり3トップが期待された今戦。しかし、なんとレースをリードしたのは、小林雅裕だった。JNCCの前身であるSERIES津南で華々しくデビュー、AAイーターとして恐れられた若手は、いつしかエンデューロライダーの期待を背負って「唯一モトクロス由来のトップに食い込めそうなライダー」としてゼッケン3を背負ってきた。10年、もがき苦しみ、全日本モトクロスでもIAベテランとしての顔が育ってきた。
 小林の阿蘇での走りは、トップ3名をしのぐすばらしいもの。何か新しいラインを見つけたというのではなく、沼も王道ラインを突破。スピードとスキルに勝った印象だ。渋滞のひどくなった後半も自力でルート開拓をして、ペースを落とさず単独1位を守った。トップライダーの多くが「どうしたらいいのかわからない。そもそも差が付くコンディションではない」という中での、大躍進。
 AA2は小坂竜也が今季3勝目をマーク。ランキング上は2位だが、急上昇を続ける。フェイスブックではマキシスタイヤのマディでのポテンシャルをアピールしている。
 Aは、鹿児島の大楽誠也。総合でも4位、九州勢で1位とすばらしい走り。スポット参戦のみにとどまる大楽だが、今後の参戦にも期待したいところ。また、BではED人にも登場してくれた親子でJNCCに参戦し続けている木村つかさが今季2勝目をあげてランキング1位に返り咲き。

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