
ブーツもそうですけど、ウエアを新調しました。ラフ&ロードスポーツさんに、イタリアのACERBIS本社から取り寄せてもらった、イタリアパトリオットカラー。ジョバンニ・サラなんかがISDEで着ていたカラーなのです
かなり久しぶりにブーツを履きかえてみることにしました。GAERNEサイファーJ、ちょっと遅い話題ですけど。
2年ほど前、誌面でも紹介したのですが、エンデューロライダーにとっての永遠の命題「エンデューロ用ブーツ VS モトクロス用ブーツ」のジャンキー的答えはエンデューロブーツ。具体的にはSG-10とED-Proを実戦投入して比較してみました。しかも、かなり苦しい定義400にて。
押しの必要なところのグリップ力から考えて、圧倒的にED-Proじゃないかと思っていたのだけれど、予想は大ハズレ。いかに永遠のビギナーな僕といえど、エンデューロで延々押し続けているわけじゃないし、押す時間なんて正味3%くらいなもの。実戦で投入してみて、明らかに差が出たのはグリップ力ではなく「軽さ」だったのです。
ED-ProとSG10の軽さは、明らかにED-Proに軍配が上がるモノ。ED-Proで2周したあとにくたくたになりながらSG10に履きかえると、もはやバイクにまたがるために足を上げるだけで一苦労。
バイクを倒してしまう→バイクを起こすために自分が動く(歩くだけで疲れる)→右足を大きくあげてバイクにまたがる(足をあげるのがつらくてさらに疲れる)→疲れが限界値だと、またがった瞬間に反対側に倒れる(もう一度やりなおし)ってカンジ。

これが疲れるのよね、意外と

日本人用内装もグー。このフィット具合はやみつきになります
ただ、ここのところ乗り方が雑になってきたのか、足を強打する場面も多くなってきました。そういう時にED-Proだと、ジーンと足に響くし、スピードが上がれば(上がるのかどうかははなはだ疑問)ケガもするでしょう。実際、レース後に足首が痛いことは多いです。ED-Proは柔らかいのが売りですが、何かにヒットしてしまうとモトクロスブーツに劣ることは否めません。
というわけで、前置きが長くなりましたが、今度からサイファーJで行くことにしてみます。軽さ自体は、履いた感覚ED-Proと変わらないほど。ガード性に関しては、エンデューロであれば取り急ぎ必要充分。モトクロスの大ジャンプに耐えられるかどうかは、僕は知るよしもありませんが、とりあえずガンガン足を出してライディングできるようになったのは事実です。足首を痛める心配が無くなったし、ビブラムソールじゃなくフラットソールになったので、足を出しやすくなったわけです。

SG10などの、ハイスペックブーツほどではないけれど、充分なガード性です

ED-Proは、僕のいい加減なメンテナンスにもかかわらず、よくぞここまで耐え抜いてくれました(右)
エンデューロライダーにイロイロ聞いてみると、それぞれ考え方やライディングスタイルが違います。石井正美さんは、ED-Proで充分って言う。他の人にそれを言ってみると、「マサミさんは、乗り方がていねいだから、ガード性はそれほどいらないんじゃないか」ということです。マサミさん自身も「柔らかいので丁寧に操作できるぶん、ヒットする可能性が少なくなるので結果的にケガも少ない」と言います。ここのところは、ED-Proのガード性を高めたコルサがお気に入りのようですが。
そんなわけで、僕のような体力がないビギナーなのに、ムリなレースに出ちゃうエンデューロライダーにとっては、軽さが大事だと思うのです。