ダートスポーツ

自分の時代を駆け抜けたライダー、加賀真一

ダートスポーツスーパーバイザーの宮崎です。 調べ物をしてバックナンバーをひっくり返して見ていた時に、あるライダーの記事、写真で当時の記憶が蘇ることがあります。 その中でも加賀真一選手は、私の全日本モトクロス取材経歴、つまりダートスポーツ入社からの時間の流れの中に、大きな杭を打つかのごとく、強烈な記憶を植え付けてくれました。 ある流れを追うためにバックナンバーを見返していたんですが、彼の活動は、時代の中に埋もれるなんてとんでもなく、 自分の作った道を堂々と走り抜けている。 そんな印象を、改めて、今回感じたのです。 最初に顔を合わせたのは確か1998年か1999年の全日本最終戦HARP。セキレーシングモトロマ…
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バックナンバーメモリ〜2003年6月号〜

こんにちは。ちょうど2020年6月号を校了した、ダートスポーツスーパーバイザーの宮崎です。 今回はちょうど17年前のバックナンバー、2003年6月号から。 この号はかなり濃いので、長くなります。 表紙は私が初めて訪れた世界選手権モトクロス・スペインGPからYZ450FMに乗るステファン・エバーツ選手です。 それまでMX-GPの覇者だったスズキのミカエル・ピション選手、普段はのんびりしたタイプの人だったと思うんですが、この時は流石に緊張してました。 怪我からの復帰後、500ccで2年連続タイトルを獲得したエバーツと対決するシーズンでした。 このレース、ピションが優勝し、シルバン・ゲボス監督と抱き合って喜んで…
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バックナンバーメモリー〜The Bike 1985年 1月号

こんにちは、ダートスポーツ スーパーバイザー宮崎です。 久しぶりのバックナンバーメモリー。今回は実はバックナンバーではなく、ダートスポーツの前身とも言える 『The Bike』(毎日新聞社)から。 たまに弊社社長が昔の雑誌をどこからか持ってくるんですが、このThe Bikeは社長が編集長を務めた最初の二輪専門誌です。 その後発行会社が変わり『La moto』→『ダートスポーツ』へと受け継がれて来ました。 この1月号も何気なく社長が私の机に置いていったものですが、中身をパラパラ眺めていると、とても惹きつけられる記事がありました。 表紙から『CHALLENGER’85 歩み続ける男たちの言いぶん』と、近年の…
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バックナンバーメモリー

ダートスポーツ編集部には過去号のバックナンバーが揃う本棚があります。 時折過去の本を見ることがあるのですが、懐かしい思い出や、その後トップライダーとなった選手の幼少時代などが見られて、つい時間を忘れてしまいます! ということで不定期にアップするかもしれません。 今回は2007年4月号から。 表紙はスーパークロスアナハイム会場で、練習走行に行く寸前のケビン・ウィンダム選手。 忙しいのに、快くカメラに収まってくれました! ライダーとして強さを見せていたジェームズ・スチュワート選手に対抗したチャド・リード選手。彼が2020年シーズンまで現役で走っていたことに、改めて驚愕、敬意を感じますね。コロナウイルスの影響…