5Lモンキー復活大作戦!(1)

5L モンキー 復活 大作戦!
5Lモンキーを貰ってきたのですが、ヤレ具合はそれなりに酷い…。1967年にZ50M型が発売されてから来年で50周年! なんとか1年で蘇らせて、モンキーのメモリアルイヤーを個人的に祝ってみたいと思います!

プロジェクトリーダーNANDY小菅
2014年に4Lモンキーをフルレストア。今度は5Lモンキーにチャレンジ!
ボロはボロだけど…どうやらイケそうだ
「モンキーありますけどいりますか? ボロいっすけど」という話を頂き、二つ返事で引き取ってきましたが…、これはなかなか手強そうな一台が目の前に。「キャブはありませんよ」というのは聞いてましたが、キャブどころかエアクリーナーもマフラーも、よく見ればリアショックも片方ないじゃんという有様! でも変にイジられている形跡がないので、ノーマルで乗っていたけど何らかの理由で動かさなくなり、部品が取られて今に至ったのかなと判断。ヤレっぷりはもの凄いジャンク状態ですが、事故の痕跡もないし、人的損傷は少ないからある意味では直しやすいかもしれません。キックを下げると圧縮もとりあえずはあるし、配線関係も切られていませんでしたし!
 でもフルノーマルで直すのではカスタム誌としては面白みがない! そこでノーマル風を維持しつつも、強化するところは強化パーツなどを使って組んで行こうと思います。「エンジンは88㏄くらいはしたいな~」などと、今は自由に妄想を膨らませながらの、モンキーレストア新連載がスタートです!
ベース車両

電装品
電気系統はバッテリー以外は全て付いていました。写真のようにライトリムなどの鉄系パーツはかなりサビが酷く、これは再生するよりは交換した方が安いでしょうね

タンク
タンクは見た目にはそんなひどくなかったのですが、キャップを外し中を覗いてみると相当なサビ付き加減。まあサビ取り剤でなんとかなればいいかなと…

キャリア
何故かリアキャリアだけはペイントされていました。もちろん普通のペイントじゃ〜ハゲちゃうので、ここはフレーム共々、パウダーコートで仕上げましょう!

Fホイール
フロントホイールはもう完全崩壊。何年も同じところに止められていたのでしょうか、左側に雨水が溜まって朽ちた様子です。どれだけ放置車両だったのか…

エンジン
キャブを外したときにマニホールドから水が入らないようにとコンビニ袋が被せられていた様子。でも風化しているので既に意味をなしていないので、中身は若干の不安がありますね

チェーン
こういった車両はまず例外なくチェーン&スプロケは完全にダメになっています。何故かリアショックは片方ついていないのが気になります

リア周り
各部は外せるか分からないくらい錆びが酷い。KURE5-56などの潤滑剤をバラす数日前からネジ類に吹いておくと、バラす当日に外しやすくなります

欠品
付いていなかったのはキャブ、バッテリー、マフラー、サイドカバーくらい。この辺りはボアアップすることを考えればノーマルから変える部分なので問題なしでしょう! なんなら12Vエンジンにしたいくらいです

次はバラシSTART!!

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