5Lモンキー復活大作戦!vol.3
5Lモンキーを貰ってきたのですが、ヤレ具合はそれなりに酷い…。1967年 にZ50M型が発売されてから来年で50周年! なんとか1年で蘇らせて、モ ンキーのメモリアルイヤーを個人的に祝ってみたいと思います!
PHOTO&TEXT:NANDY KOSUGE(Office NANDY)

プロジェクトリーダーNANDY小菅
フレームのペイントと言えばパウダーコートでしょう! 艶や かな塗り上がりには大満足です!!

前回は茨城にある内海工業さんでサンドブラストを当 ててきたのです。でもサンドブラストを当てたままで はサビが出やすい状態なので、なるべく早めのペイン トが必要です(サフェーサーだけでも!)
ブラストしたらすぐにペイントが吉!
前回の4Lレストア時も二十世 紀屋さんでフレームやホイールな どをパウダーコート仕上げにして もらったのですが、あの出来栄え にホレボレしたんです。そこで今 回の5Lレストアではフレームを 始め、パーツのほとんど、もう いっそ全てをパウダーコートで仕 上げてみようと思いました。フェ ンダーやハンドルまで艶あり黒に したので、ブラックな部分が多め ですが、タンクやシート、エンジ
ンの色合いで変化を付けてみよう かなと思っています。 50 周年モ デルの色違いとか(いわゆる2P キャラのカラー的な感じ)で作っ たら面白いかなとか思っています がどうでしょうかね? 今までの 流れで考えればモンキーの 50 周年 モデルは当然発売されるでしょう けど、それがどんなカラーリング になって出てくるのか今から楽し みです。
そういえばサビて大きな穴が開 いていたとうてい使えそうもない ガソリンタンクとか、マフラーや リアショックはどうしようかな〜。 リアショックのカラーもブラック スプリング&ボディかな? エン ジンは 12 Vで新たに組もうかな〜 とか色々と考え中です!
パウダーコートの前には・・・
パウダーコートは窯で焼き上げるためにグリスの付着はご法度。 温度が上がった窯の中でグリスが気化して、塗装面をボツボツ にしてしまうからなのです。なのでホイールベアリングなどは 施工前に抜いておかなければならないぞ


ホイールベアリングは東京は阿佐ヶ谷にある太洋モ ータースの稲村さんにお願いして、プーラーを使っ て既に抜いてもらっています
そしてやってきました二十世紀屋さん!

二十世紀屋
埼玉県さいたま市桜区塚本25-9 ︎048-762-6724 http://www.20th-ya.com
ブラストまでやってあるなら、マスキングしていきますねー

二十世紀屋チンペイさん

ペイントは下地とマスキングがかなり重要。特に パウダーコートの場合は塗ったら剥がすのが大変 なのでマスキングは特に重要なのです

ペイントするパーツは施工前に200度の 窯に入れて 30 〜 40 分程度余熱をかけます
今日はココまで・・・