キタコ製パーツで快速マシンを作る GROM向上委員会(12)

キタコ製パーツで快速マシンを作る GROM向上委員会(12)
編集部山ノ井がとことん乗り込んだGROMをどういじるのか!? リアルユーザーの一人として「使える」ネタ満載でお届けするGROM向上委員会。今回はフロントのブレーキローター&前後ブレーキホースを交換!!

HONDA GROM


\325,000(税抜)
※今回ベースとなっている車体は16モデル・カラーになります。

キャリパーはノーマルのままブレーキを強化
作業スタート

作業は技術部の堀内さんにお願いしましたよ~
Before


キタコ スーパーテフロン ステンメッシュブレーキホース
リア ¥7,000(税抜) フロント ¥7,800(税抜)
キタコ フローティングディスクローター ¥19,800(税抜)
カラー:ブラック/レッド、ブラック/ブラック、レッド/ブラック、ゴールド/レッド、ブラック/ゴールド、ゴールド/ブラック



見た目も性能も抜群なフローティングディスクローター。パッドの当たり幅は純正のキャリパーから、ブレンボ4Pまで対応。メッシュホースは低浸透、耐溶剤、低摩擦特性に優れ、経年変化にも強いスーパーテフロン材を使用
■キタコ ☎06-6783-5311 http://www.kitaco.co.jp


GROMは何をやるにも外装を外すのがお決まりとなりましたね。今回はリアフェンダーも外していきます。外装の取り外し方を知りたいという方は前回をご参考に。



リアフェンダーの内側にリアのブレーキホースがあり、マスターはサイドパネルの内側にあります。レギュレーターの取り付けボルトも外しておきます。フルードを抜く場合は周りを養生しておきましょう。

フルードを抜いたとしても作業中にポタポタと垂れ始めたりするので、写真のように小さなビニール袋などで封をしておくのがオススメ


付属のステンレスバンジョー、シーリングワッシャーを使い、ホースを写真のように取り付けていきます。+¥600でレッド、ブラック、ゴールドのカラフルなバンジョーのモデルも発売中。


フルードは四輪でよく使われている制研科学工業製を使用。リザーバータンクに用意されているアッパーレベルを目安にこぼさないように少しずつ入れていきます。


ブレーキペダルを何度か押し、キャリパーからエア抜きし、フルードを追加と、何度か同じ作業を繰り替えし作業します。作業に自身がない方はショップにお任せしましょう。


お次はフロントのローター&ホースを交換していきましょう。ホース交換のためヘッドライトカウルを取り外します。お次はフロントホイールを外し、純正のローターを外しておきます。

キタコ K-CON ローターボルト
1ヶ ¥300(税抜)
5ヶ ¥1,400(税抜)
10ヶ ¥2,800(税抜)

ローターボルトは、錆び難く装飾効果の高いステンレスのK-CON製ボルトに交換。低強度(←ここポイント)のネジロック剤を使い、締付トルクの42N・mで取り付けます。


リアと同じようにフルードを抜き、キタコ製ステンメッシュブレーキホースに交換していきます。バンジョーボルトの締付トルクは34N・mになります。



フルードを入れ、レバーをニギニギし、エアを抜き、フルードを入れ、ニギニギとタッチがでるまで、何度か作業を繰り返します。タッチがでたらフルードを入れてフタをします。


純正のブレーキホースに使用される写真に写るゴムを、カッターで裂き、メッシュホースに巻き、純正と同じように取り付けておきましょう。
完成!

After

フロントはコントロールしやすくなりましたヨ!!

リアのフィーリングもバッチリ!!

キャリパー交換無しでも大満足の性能に!!
フロントは効きはじめが早くなり、フルノーマルの時よりもコントロールがしやすく、ストッピーもラクラク(もちろんクローズドスペースでやりましたぞ)!! リアはお世辞にもいいとは言えない純正とは比べものにならないほど! ブレーキホースだけで何か変わるのかな? と半信半疑でしたが、驚くほどしっかりと効くように激変。フロントはブレーキローターこそ交換しましたが、リアはホースのみ。キャリパー交換に比べコストパフォーマンスも抜群と、まだノーマルの方はこの組み合わせをぜひお試しあれ!!

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