初めてのアルミフレームカスタムVOL.4 ~拡大版~(3)

4ミニ歴13年目にして初めてのアルミフレームカスタムVOL.4(3)
~拡大版~
遂にやったりました! 編集部に入り13年。4ミニの魅力にのめり込み遂に念願のアルミフレームGET! 来年の東京モーターサイクルショーでのお披露目を予定して製作していきます!!
PHOTO:NANDY KOSUGE
TEXT:NANDY KOSUGE、MOTO MOTO
シリンダーヘッドを装着します


ロッカーアームとロッカーアームシャフトをヘッドに組み込みますが、その前にはロッカーアームとシャフトにしっかりとオイルを塗布しましょう
ロッカーアームシャフトの内径には取り出す時のためのネジが切ってあるので、取り外す時を考え、それを外側にして入れること
ヘッドカバーガスケットを装着し蓋を締めますが、その前にロッカーアームの部分にはもう一度オイルをタップリ塗布しておきましょう
ヘッドカバーには向きがあって、矢印の方向に地面が来るようになっていればOKです! ヘッドカバーは後々塗ろうかな~

ヘッドナットを組む前にはワッシャーを入れるのですが、ヘッドカバー矢印の部分のみ銅ワッシャーとなります。ここがオイルラインとなっており、オイル漏れし難い銅ワッシャーを使用しているのですヨ

ヘッドナットを締める前にシリンダーサイドボルトも仮留めしておきます。本締めはヘッドナットを組んでからです

カムチェーンを落とさないように適当なボルトで引っ掛け、フライホイールを回して異音なく正常に動くかチェックします

フライホイールを回して上死点を出しておきます。『T』マークをケース側にある切り欠き部分に合わせておきましょう

ヘッドナットを適正トルクで締めていきます。締める時には対角線を描くように少しずつ。最初は0 . 5 N m 程度で、その次に8~12Nmと段階を踏んで締めていきます。この後、シリンダーサイドボルト2本とカムチェーンローラーガイドボルトを本締めします

カムを組み付ける前にもオイルをタップリと塗布します。カム山、オイル経路、そして左右のベアリングとツルッツルにしておきましょう
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カムの真ん中にある穴には12mmのダウエルピンが入ります。これがカムスプロケットの中央に入り、固定してくれるのです。グリスアップも忘れずに!

カムスプロケットを取り付ける前にカムチェーンテンショナーを緩めておきます。チェーンが張ったままでは取り付け出来ないのです

カムスプロケットの『O』マークとヘッド側の切り欠きを合わせます。この時にフライホイール側『T』マークも確認しておきましょう

カムスプロケットをキット付属のボルトで固定します。カムスプロケットボルトの締め付けトルクは8~12Nm。トルクレンチは必須!!

シックネスゲージを使いタペットクリアランスを調整します。クリアランスは狭すぎても広すぎてもNG。0.05mm±0.02に合わせましょう
※初めてのアルミフレームカスタムVOL.4 ~拡大版~(4)へつづく

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