4MINIビギナー
河又のカスタム挑戦記
バイクの免許歴は今年で20年目というキャリアを誇るものの、乗ってきたバイクはさほど多くなく、ましてや4ミニは人生初。そんな4ミニビギナーの編集部員河又が、今回たまたま知り合いから譲ってもらったシャリィをベースにカスタムを進めていく挑戦記なのです!
PHOTO:INOUE HIROMU
TEXT:MOTO MOTO
SPECIAL THANKS
■ガレージマイスター 0553-47-3667
http://www.ichimiya-meister.jp
■U2 048-921-8087 http://u2-blast.com
今回は板金と
サフェーサー!


作業開始

埼玉県のU2さんでサンドブラストしてもらった各パーツにサフェーサーを吹きますが、その前に曲がってしまったフロントフェンダーを板金で直してもらいます

山梨県のガレージマイスター廣瀬さんが愛用している、KRTハンマーでフロントフェンダーを裏側から叩いて、凹みを戻していきます



フェンダーの端っこは、プライヤーで曲げます。曲がっていない部分に合わせるために、微妙な力加減を必要としますが、廣瀬さんの熟練の技が光ります


さらに精度を求めて、アールの付いた道具をフェンダー裏にあてがい、表からKRTハンマーで叩きます。しっかり叩けているかは、音で判断するんですって!
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フェンダーが凹む前の形にほぼ戻ったところで、ハンマーの叩き痕をエアサンダーで消していきます。この段階ですでに完璧に近い形になっているのは流石っす!

ご覧ください、この仕上がり! 目の前で進行具合を見ていたのですが、これが全部手作業とは現物を目の当たりにしても信じがたいっす。いやーこれは感動!


しかし、まだ終わりではありません! 更に精度を高めるためにパテを盛っていきます。フェンダーの縁と叩きだした部分に、ある程度形を整えながら盛ります

パテが乾いたら粗めのサンドペーパーで削り、大体の形を整えます。その後凸凹の有無を指で確認しつつ、目の細かいサンドペーパーで最後の調整をします
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板金作業が終わり、フレームをはじめ他のパーツにサフェーサーを吹いていきます。ブラストのザラザラ感が目立たなくなるよう今回は2回吹き付けました

そして板金してもらったフロントフェンダーにもサフェーサーを吹き付けます。綺麗に仕上げるコツは、吹き付けるものとの距離を一定に保つこと! これが大事です!!
板金&サフェーサーしてもらったどー!

ペイント前の下地が完成
今回はサンドブラストしてもらったマイシャリィを、新しい姿に生まれ変わらせてもらうべく、ガレージマイスターさんに各パーツを持ち込みました。
まずは前のオーナーさんが、凹ませてしまったフロントフェンダーを、板金で直してもらいました。いざ作業が始まるとみるみる凹みが目立たなくなり、最終的には全くわからないほどに。まさに職人技と言えるこの技術には超感動しました! なお板金作業は内容によりますが、¥12000(税抜)となっています。
板金が終わった後は、サフェーサーを吹き付けます。。サフェーサーには、塗料の食いつきを良くする他に、小傷を埋めるという効果もあり、ペイント前には必須なのです。マイスターの廣瀬さんが簡単そうに吹いていたので、試しに僕もやらせてもらいましたが、これがなかなか難しく、廣瀬さんに即交代(笑) 無事キレイに仕上がったのでいよいよペイント
…といきたいですが、この続きは3月中旬発売の「まるごと一冊DAX&CHALYVol.2」にてご紹介。乞うご期待!!