本誌名物ライター
ナンディさんと行く
4ミニキャンプツーリング








今年も暑い季節になりました! そして『夏』と『バイク』と言えばやっぱり『キャンプ』ですよね! 数名の友人と共に「4ミニでツーリングしつつ、キャンプで遊ぼう!」ということになり、東京都あきる野市のキャンプ場に行ってきました! こんな近くにまるで秘境のような場所があるんですねぇ!
PHOTO:KOTARO TAKATSUKA、JOJI IIMORI、YUKIE MORIMOTO、NANDY KOSUGE
TEXT:NANDY KOSUGE(Office NANDY)
事前準備
キャリアを付けよう!

当日の朝に荷物がカブのキャリアに積みきれないことが判明したので、急遽適当な部材を使って大型キャリアを付けることに

カブの純正キャリアにタイラップで固定しただけの超簡易版キャリアを装着しました。一泊二日持てばOKなのでこれで十分でしょう!
コードフックは確実なもので

荷物の落脱だけは避ける。100円ショップで売っているネットとかもアリですが、耐久性のあるちゃんとしたメーカーからリリースされているのが一番
100円ショップを有効活用

むしろ100円ショップではLEDランタンやライトを購入するのが吉。もし壊れても被害が少ないですからね。それに結構明るくて使えますよ
ヘルメットはジェットもありです

いつもはフルフェイスを被っていますが、ツーリングでは休憩や信号待ちなどで会話も楽しみたい。となればジェットヘルメットの方が都合が良いんです!

Hattrick
オリジナル
ジェットヘルメット
BLシリーズ DA 01
(グレー/ブラック)
¥12,800(税抜)
デイトナさんのオリジナルブランドHattrickのジェットヘル。小ぶりな帽体で、
サイズはフリーとXLの2種類!
■デイトナ
0120-60-4955
http://www.daytona.co.jp
都会からすぐ近くのキャンプ場がいいぞ!
いつもは大型バイクで遊んでいる仲間と「ミニバイクでキャンプツーリングとか行ったら面白いんじゃね?」という流れになり、あきる野市にあるキャンプ場に現地集合&現地解散で集まることになりました! 原付を持っていない奴なんて、わざわざスクーターを買ったりと、まさに大人の経済力をバリバリ発揮してのツーリング。
…とは言え、旅慣れた大型バイクならいざ知らず、原付に荷物を積むとなるとなかなか大変だったりも…。キャリアには更に積載力をアップさせる板などを追加装備しなければ、テントや食事の道具などを積んでいくのは難しいですから。そんな中で、カブの積載力はやはり凄かった(荷物積み過ぎると、重くて全然ブレーキ効かなくなりますけど…)。モンキーなどのキャリアが小さくて積載能力が少ない車両は、荷物がたくさん積めるカブなどの車両と一緒に行くのが吉ですね。
今回のキャンプ場は都内から2時間半ぐらいで行ける場所でしたが「こんなところにキャンプ場があるの?」という不安の中、街を突き進んで突然あらわれた秘境感溢れる山道を、30分ぐらい走っていくと出てくるのが大岳キャンプ場。スマホの電波も入らないほどの山奥ですが、日頃の忙しさも忘れて一時の休息を得るというのは実にオツなもので、夜にはキャンプファイヤーを眺めながら気兼ねなしのバイク仲間と安酒を傾けるのは最高の気分です。探せば都会の近くにもキャンプ場が多数点在しているんですねぇ。皆様もお近くのキャンプ場を探してみてはいかがでしょうか?
◎心得その1
忘れ物があっても、何とかなります

Take it easy
現地に行くまでにホームセンターとか出てくるでしょう。今はキャンプ用品を含めて、そこで大概のものは買えますからね

急ぐ旅ではないので、皆でバイクを乗り換えたりとっかえひっかえして遊びながら行くのもアリ。そこにはいつもとは違う景色が見えてくるハズです
◎心得その2
はぐれても慌てない

信号などで後が付いてこない場合でもいちいち止まってられません(止まって待つ方がむしろ危ないし)。曲がり角が出てきたら、最後尾の1台だけが止まって待ってあげればOKなのです
◎心得その3
スマホばかり弄らない

SNSに投稿するのも楽しみの一つですが、皆が一斉にポチポチやるのはどうかと思うぞ! 折角のアウトドア、今しかないこの瞬間を楽しむことが大事です! ポケモンGOも後にしなさい!
◎心得その4
ガソリンタンクは過信してはダメ


「燃費の良いカブだから無給油でも余裕っしょ~」とタカをくくっていたら、見事にガス欠…。やはり一人はガソリン携行缶持っていると安心ですね
4ミニキャンプツーリング 【2】 へつづく・・・