CARTE11
PROFIL_US11
S8

1月14日 ステージ11 ラ・リオハ~サン・ファン
リエゾン:281km SS:431km

Hisashi Haruki BIGTANK

この日も砂漠の長いステージ。KTMのトビー・プライスは依然好調で、SSスタートから243km地点のCP2にも首位で到着。一方、HRCのパウロ・ゴンサルベスは挽回を期してのライディングだったが、118km地点でクラッシュ。メディカルチームの救助を受けヘリで病院に搬送。大事には至らなかったが、ここで完全にラリーを離れることになった。

気温が高い状態が続いている。主催者はCP2以降のSSを実施すべきかどうか検討するため、14名のライダーが到着した時点で一旦、後半ステージのスタートを見合わせていたが、最終的には予定通り進行することになった。

5度のエンデューロ世界チャンピオンというキャリアを持つKTMのアントワン・メオは、2位のトビー・プライスを18秒上回って初出場のダカールで2度目のステージ優勝。そして総合でも3位にポジションを上げた。前日のウイナー、ステファン・スビッコ(KTM)はステージ7位だが、総合での2位をキープ。これでKTMは1-2-3を形勢。パプロ・クィンタニラ(Husqvarna)は、リアブレーキの故障を抱えてメオに逆転を許しステージ3位・総合4位。HONDA勢の首位は、南米チームのケビン・ベナバイズで現在総合5位。日本の三橋淳(KTM)は総合53位。ダカール2016は残すところ2ステージだ。

アントワン・メオ(KTM) ステージ優勝・総合3位
信じられません! 今日はスタートしてすぐにゴンサルベスに追いついて、その後もライディングは調子が良かったです。でも、一度ミスコースしたと思いこんで逆走してしまった時、すぐに気がついて戻りましたが、その後でクィンタニラに追い越され、ダストで視界を失ってクラッシュしてしまいました。CP2で燃料補給してからはナビゲーションも上手くいって、クィンタニラを離して単独で走れたのでとても調子良く走ることができました。今日はいい結果が出てうれしいです。ポディウムの可能性ですか? 難しい質問ですね。明日もクレイジーなステージになりそうだし始まってみないとわからないですよ。ベストを尽くすしかありません。

パウロ・ゴンサルベス(HRC) リタイア
ダカール2016への挑戦は、最悪の形で終わりました。ひどい転倒をしてしまいました。なにが起こったのか詳しくは覚えていません。観客と救急車が待っているところに、マシンと一緒に到着した、と言われました。これで、私のダカールは終わりました。チームにとっても本当に残念です。ラリーはとてもハードで、ここ数日間はあまりうまくいっていませんでした。しかし、私たちは歩みを止めてはなりません。またこの場所に戻ってくるでしょう。(HRC公式サイトより)

ライア・サンツ(KTM) ステージ21位・総合16位
発熱していてあまり体調が良くなかったし、長くて難しいステージだということがわかっていたので、スタートから慎重に走っていました。ライディングには特に問題なかったのですが、後半のステージで枯れ川を走っている時に、チームメイトのビラドムに抜かれて、そのダストの中でクラッシュしてしまったんです。バイクは壊れましたが怪我をしなかったのはラッキーでした。明日の長いステージに備えてできるだけ早く休みたいです。

ステージ11の暫定リザルト
1. Antoine Meo (FRA), KTM, 5 hours 19 minutes 08 seconds
2. Toby Price (AUS), KTM, +18 seconds
3. Pablo Quintanilla (CHI), Husqvarna, + 2 minutes 18
4. Helder Rodrigues (POR), Yamaha, + 6.02
5. Adrien Van Beveren (FRA), Yamaha + 12.09
6. Kevin Benavides (ARG), Honda, + 12.13
7. Stefan Svitko (SVK), KTM, + 12.29
8. Ian Blythe (USA), KTM, + 21.28
9. Jordi Viladoms (ESP), KTM, + 25.29
10. Gerard Farres (ESP), KTM + 27. 07

ステージ11終了後の総合リザルト(暫定)
1. Price, 40 hours 08 minutes 30 seconds
2. Svitko, + 35.23
3. Meo, + 43.46
4. Quintanilla, + 45.19
5. Benavides, +57.05
6. Rodrigues, + 1 hour 02.01

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この記事の著者について

Enduro.J & BIGTANK magazine
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特設2016ダカール速報チーム。現地に飛んでいるEnduro.J稲垣と、アーカイブを交えた原稿起こしを担当するビッグタンクマガジン春木のコンビが、2016年のダカールを斬ります!

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