CARTE12
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ステージ優勝のエルダー・ロドリゲス

ステージ優勝のエルダー・ロドリゲス

1月15日 ステージ12 サン・ファン~ヴィラ・カルロスパス
リエゾン:450km SS:481km

Hisashi Haruki BIGTANK

リエゾンとスペシャルステージを合わせて900kmを超える長いステージ。砂漠、オフピスト(道が無い平原など)のエリアは終わり、前半戦と同じような「道」の走行となった。30分以上のアドバンテージを築いているトビー・プライス(KTM)は、大きなミスもトラブルもなく首位を堅守。HRCから今年、古巣のヤマハに戻ったベテランのエルダー・ロドリゲスがステージ優勝し、総合5位にポジションを上げた。一方、昨日、2度目のステージ優勝を挙げ、好調だったたアントワン・メオ(KTM)はフィニッシュの50km手前で岩にヒットしてクラッシュ。30分ほどでコースに復帰するも、ステージ23位、総合では前日の3位から6位とポジションを落とした。骨折はないものの、両手首を捻挫、全身を強打して痛みが強いとのこと。最終日は苦しいラリーを強いられそうだ。

首位のトビー・プライスは、2位のスビッコ(KTM)に37分、3位のクィンタニラ(Husqvarna)に53分のアドバンテージがあり、KTMのダカールラリーにおける通算16勝も間近と言えそうだ。三橋淳(KTM)は安定したペースでこの日も無事にフィニッシュ。現在総合56位。

三橋淳公式のデイリーレポート

トビー・プライス(KTM) 総合1位
スペシャルステージまでのリエゾンがすでにタフで、もうハーフマラソンを走ったぐらいの気分でしたよ。今日は、ほとんどナビゲーションが必要ないステージでしたが、路面には尖った岩が多くてタイヤやバイクへのダメージに気を使いながら走る必要がありました。滑りやすい場所も多く、マディの路面では氷みたいに滑るところもあって、何度がコースアウトしてしまいました。長くてハードなステージでしたが、なんとかバイクを壊さずにフィニッシュできて良かったです。エルダー(ロドリゲス)がかなり攻めてましたね。途中で彼に抜かされたのですが、彼と勝負する必要はないので、焦らずに自分のペースを守りました。ラリーはあと1日あって、何が起こるかわかりませんが、ここまでいいポジションで来ることができたのは、チームの素晴らしい活躍があったからです。とにかく無事にフィニッシュするだけです。

エルダー・ロドリゲス(YAMAHA) ステージ優
今日は最高でした。今年、ラリーの前半は体調が悪くて思うように走れていなかったのですが徐々に調子が出てきました。今日は、思い切って攻めていきましたよ。トビーとメオもパスできて、楽しくライディングできました。もちろんセーフティマージンを取りながらです。ステージ優勝は、ぼくにとってもYAMAHAにとってもうれしいですね。総合でも5位につけていますので、明日も最後までこれを守ってフィニッシュしたいと思います。

アントワン・メオ(KTM) 総合6位
トビー・プライスとあまり離れずに走っていて、特にライディングにも問題はなかったんですが、ロードブックには記載されていない障害物があり、これに飛ばされてクラッシュしてしまいました。減速したんですが、かなりスピードが出ていたので間に合いませんでした。3位でのフィニッシュが見えていたのでとても残念です。また来年ですね。

S8

ステージ12終了後の総合リザル

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この記事の著者について

Enduro.J & BIGTANK magazine
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特設2016ダカール速報チーム。現地に飛んでいるEnduro.J稲垣と、アーカイブを交えた原稿起こしを担当するビッグタンクマガジン春木のコンビが、2016年のダカールを斬ります!

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