本誌で好評連載中の「アフリカツインde目指せラリー!」は、3人チームでの北海道4デイズラリーチャレンジでした! 本誌ではREIのチャレンジをメインに取りあげていますが、アフリカツインの師匠(というかアフリカツインの開発担当なんです)として北4に参戦した、@yosh(今井氏)からも濃いレポートが届きましたよ!! @yoshは知る人ぞ知るエンデューロチームSRJ一員で、そのチームブログが面白すぎると大好評。今回特別にダートスポーツに書き下ろしていただきました!

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通称チカチカ、@yosh
 

DAY1 芦別〜名寄(213.15km)、気持ちよすぎる北海道

受付・車検・装備品のチェックを無事通過し、芦別市から4日間のラリー初日がスタートしました!今回はREIさん、小川さんとタッグを組みチーム『ダートスポーツRT with ミサイルファクトリー』としてエントリーさせて頂いています。4日後に3人揃ってのゴールを誓い、スタート地を発ちました。
 
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いやーもう! 快晴でとても爽快!! 短い北海道の夏を感じながら市街地を抜け、山間の林道へ。関東近県のそれとは異なるスケールのフラット林道は思わずアクセルが開きます。
『や…やばい、気持ちよすぎる!!!!』
『こんなに良いのかよ夏の北海道っ!』と思わずヘルメットの中で独り言が…
 
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『き…気持ちイイ〜!!』
富良野の美しい丘陵地を抜けると、最初のSSに到着。
 
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SS1のスタートを待つライダー達。この列のほぼ最後尾に我々もいますw

北4、初のSSチャレンジ!

SS1では数台のライダーが早速の崖落ち(林道でコースアウト⇒転落)して楽しんでましたが、そんな中でも我々は慎重に走行しペースを掴みました。 だってさ、イキナリ落っこちたらネタ的には超面白いけど…
『さすがに笑えないジャン!?』
 
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明らかに上級者を匂わせるミサイルファクトリー小川さんの走り。常にこの超キレイなスタンディングで駆け抜けていきます! さすが我らが師匠です!
 
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もしかしてSSが楽しすぎて笑顔? なREIさんの走り。
とりあえず言えることは…俺よりはバイク寝てるww!!
 
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バイク寝てないうえに身体も入っていかないyosh@の走り…

うーん。
『ざっ…。残念すぎる!!!!!!』

これでも頑張ってるんですよ、えぇまぁ…

だって、関東の林道ではDCTのSモードをダートで使うことはまず無くてDモード固定なんですけどね、速度域が高いので自ずとSモードを選択してますし(←普通だけど)。トラコンだって、モード3(1番安全なモードね)じゃなくて、モード1を使ってるしねっ! ほらオレ、頑張ってる!
ちなみに、DCTはシフトを自動で行う為、ブレーキングとライン取りに集中できてとても快適に、かつ速く走行できますyo!
まずは無難に(気持ち的にはもっと行けたのに、くらいが丁度良いペースだと思いますホント)こなし、ルートに戻りました。延々と続く直線の一般道や、景色の良いワインディングなど北海道ツーリングを楽しむ余裕も出てきます。

北4、初のビバークはホテルで快適〜

SS2には夕方に到着しました。前半は狭くて滑りやすい林道を恐る恐る、後半は視界が良くグリップも良いフラット林道を全開で走るという変化に富んだステージで楽しめました。北海道の林道にも慣れてきたのでSモードを使いつつも要所要所でボタンシフトを入れながら走行。このSSのゴールがそのまま初日のビバークになっており、無事ゴール。
 
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この日はまだ、たいして距離も走ってないのでマシンの消耗は殆どありません。メンテナンスといっても各所の増し締め程度でオッケー!
 
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(といってもリアのスポークが結構緩んでて、改めてスピードレンジの高さを実感…)
 
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(朝晩は寒いんですよね、結構・・・)
この日は嬉しいことにホテル泊だったので、さっさと整備を済ませてメシ⇒風呂⇒プシュの黄金ラインに突入。初日のアレコレを遅くまで語らい、他の参加者の方々とも親交を深めることが出来ました。皆、ラリーストらしく自立していて武勇伝だけでなく面白ネタにも事欠かないし凄い方々ばっかり!
いい経験させてもらいましたw

DAY1、ハンパなく良い1日でした。

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