だからAXCRはやめられない! Part.1 『毎日が充実! とにかく楽しいんです。』

  (毎日、刻々と路面が変わるので、いつも新鮮! 時に盛大なスプラッシュも名物。AXCR2014)   8月10日にスタートするアジアクロスカントリーラリー(AXCR)2019。 今年はタイのパタヤをスタートして、8月14日に国境を超えてミャンマーへ。16日にゴールを迎えます。 エントリーは受付中で、6月14日に締め切りとなります。   さて、前回お伝えしましたように、今年はダートスポーツチームを発足、『DIRTSPORTS RT with Team JAPAN』として参戦するのですが、ラリーは他国のライダーや他チームでも仲間意識が強いですし、ラリーのみんなで協力しあってゴールを目指す…

DSチーム、AXCR 2019への挑戦(Part.1)

こんにちは、2018年、5年目の挑戦としてアジアクロスカントリーラリー(タイ〜カンボジア)に参戦した、宮崎です。 大会模様が収録されたDVDが発売されていますが、ダイジェスト動画があります。 レポートをご覧いただいた方は、私が水没トラブルで完走できなかったことをご存知かもしれませんが、興味ある方は過去記事をまとめて見られるようになっていますので、どうぞ! https://www.zokeisha.co.jp/dirtsports/special/axcr-2018 さて、2019年はタイ〜ミャンマーというルートです。 ダートスポーツとしては初めてとなるチームを結成し、挑みます。 チーム名は 『DIRTSPO…

2019 AXCR概要発表!

1月12日土曜日、東京新丸の内ビルディングのタイフードレストラン「サイアム ヘリテイジ 東京」にて、『コップンナイト』が開催されました。 アジアクロスカントリーラリー(以下AXCR)新年会のコップンナイトでは、毎年、新コースが発表されます。 いよいよ2019年は、19年ぶりにミャンマー連邦共和国に入国! 8月10日タイ王国のパタヤ、ウォーキングストリート特設ステージからスタートし、ミャンマー新首都のネピドーのウッパタサンティパゴダ前で、16日フィニッシュセレモニーが行われます。 総距離は2,200kmを予定。 何と言っても注目は、2000年大会以来のミャンマーへの入国ですが、主催者からは「前半のタイパート…

5年目の夏。AXCR 2018チャレンジ!Part7 Googleマーキング

現在はダートスポーツ10月号(8月24日発売)の制作真っ只中ですが、AXCRのため出国が近づいてきました。 ここ数年は国内、国外問わずGoogle Mapにマーキングする癖がつきました。 いつか再び訪れる時に、こんなに便利なものはありませんね。 徒歩、電車、バイクに車、どんな移動手段でも、そこへの行き方を示してくれるのですから。 AXCRの場合は、宿泊するホテルをマーキングしています。昨年度のSS1でいきなり途中リタイアした僕は、スマホのGoogleマップでホテルへ直行したのでした。あーでもない、こーでもないと迷いまくっていて精魂尽き果てた僕は、スマホがあっさりと帰り道を示してくれたことに感謝と、複雑な…

5年目の夏。AXCR 2018チャレンジ!Part6 『ロードブックを通した駆け引き』

ラリーって面白いの? とよく人に聞かれます。 私は必ず、めちゃくちゃ面白いんです。と答えます。 しかし僕はまだ国内を含め、AXCR以外のラリーに参戦したことがありません。 だから、いろいろな経験や記事がAXCRならではの事項になっている可能性があります。 その一つがラリーメーターとロードブック。 これは私の参戦マシン、ハスクバーナFE250です。 ラリーメーターは左のメイン、右のサブともに機械式(rc-7)です。 近年GPS式のメーター使用者も多く、私も気になっていたので、その件についてプロテクタの加藤さんにお聞きしたところ、 AXCRや日本の林道は木々に覆われることが多く、GPSの電波を拾わないことがありま…

5年目の夏。AXCR 2018チャレンジ!Part5 『ボーダー』

僕が初めて参戦した2014年は、出発地のパタヤについてから、プノンペンのフィナーレ、そして国境を越えてタイへ大急ぎで渡り、なんとか帰国の便に間に合ったのですが、この期間のすべてが強烈なインパクトがありました。 このラリーにおいて、重大なファクターとなるのが「ボーダー」だと思います。 この2014年を振り返ると、タイでの数日間でようやくラリーに慣れ始めてきた僕ですが、ラリー一同が国境をこえる行為そのものに、旅心をそそられるのです。 日本にはない「ボーダー」。 旅と書くのは少し違和感があります。なぜならラリーは時にコンボイを組み、集団で大移動ですから、待機時間と行動開始のメリハリがあります。何から何まで自…