続々と東京モーターショーの情報が駆け巡っている昨今ですが、ヤマハからは実にみごとなプロジェクトが。以前にもお伝えした、電動自転車のスポーツシリーズYPJにMTBモデルが開発されていることを示唆するような展示になる模様。

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YPJ-MTB CONCEPT ワイピージェイ エムティービー コンセプト
(参考出展車/試作車)
モーターアシストと高性能自転車のハイブリッドによる、フィールドを選ばない大人が楽しむ電動アシストマウンテンバイク。電動ユニットの存在感を際立たせる発進・加速・登坂性能と、電動ユニットの存在を感じさせないデザイン性を両立。フィールドで安心して楽しめるよう、400Wh の大容量バッテリーや多機能メーターを装備しています。「“楽(ラク)”する道具から、“楽しく”スポーツする趣味材」へ。電動アシスト自転車の機能を再定義し、新たな価値とシーンを提案する「YPJ」の MTB タイプのコンセプトモデルです。
■原動機種類=DC ブラシレスモーター ■定格出力=250W ■バッテリー容量=400Wh ■蓄電池形式=リチウムイオンバ
ッテリー

上記リリースに書かれているとおり、MTBの電動化はただ楽になるだけではなく、より遠くへ、誰にでも、野山を駆け巡る時代の到来でもあるといえるでしょう。MTBは、サスを長くとれば上りに弱くなり、サスを短くすれば下りに弱くなるというジレンマを抱えていましたが、電動化することでサスを長くとったとしても上れるマシンが作れます。

これまでMTBはそういったジレンマから、バイクとの共存ができずにいました。
逆も真なりで、MTBのフィールドにバイクを持ち込むことは絶対にしてはいけないことでした。

しかし今後、このマシンが、そのオフロードファンライディングの世界を、融合させ、さらに広めてくれるのでは無いか、そんなエポックメイキングな素晴らしいアイデアとして、歓迎したいところです。

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