KTMはAMAスーパークロスにおいて2015、2016とR・ダンジーが450SXの年間チャンピオンを獲得しています。また、2015年にはモトクロスでもチャンピオンを獲得。ダンジーの駆る450SX-Fの戦闘力はその実績によって証明されています。

そんなKTMファクトリーの技術がフィードバックされたファクトリーエディションが、今期も発表されました。オフィシャルでは公表されませんが、次期モデルに搭載されるべき変更点が、いちはやく採用される特別なモデルです。ISDEに参戦する、スペシャルエディション「SIXDAYS」のようなもの…ではありません。マジもののファクトリーレプリカです。

450SX-F Factory Edition

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450SX-FはコンパクトなSOHCのエンジンにトラクションコントロールとローンチコントロール、2種類のマップスイッチを搭載しており、抜群のトラクション性能を発揮。改良されたWPのフロントフォークAER48に加え、ファクトリーエディションではオレンジにアルマイト加工されたトリプルクランプ、アクラポヴィッチのチタンマフラー、D.I.D.のDirtStarリムを標準装備しています。グラフィックはRed Bull KTM Factory Racingのレプリカ! グラフィックや、シートカバーなどのスペシャルパーツは、すべて購入者をシリアルで管理しているため、一般には手に入らないそう。つまり、このマシンを買わずしてこのルックを手に入れることは不可能なのです。

250SX-F Factory Edition

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250SX-FのファクトリーエディションはコンパクトでパワフルなDOHCエンジンを搭載。オレンジにアルマイト加工されたトリプルクランプはスタンダード比で圧倒的な高剛性、FMFチタンマフラー、ローンチコントロールとD.I.D.のDirtStarリムを標準装備しています。グラフィックはRed Bull KTM Factory Racing、もしくはTroy Lee Designs teamのグラフィック。

今シーズンは、斉木達也がJNCCにてこのファクトリーエディション250SX-Fをライド。ほとんど日本国内で見かけることのない、スーパーレアマシン。もはや床の間に飾っておきたいレベル。

残念ながら両モデルとも今のところヨーロッパ、アメリカ、カナダ、メキシコでの限定販売の予定だそうです。

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