出国前日、大神は何を想う?

さて、今回は大神智樹君とともに、ハスクバーナ東名横浜の大崎徹店長、Enduro.Jの稲垣氏、そして私もプライベートでサポート&取材でイタリアに行ってきます。

大神君本人のショートインタビューをお送りします。

●エンデューロに取り組んだきっかけと理由

「2015年のJEC最終戦SUGO2デイズエンデューロに出た事がきっかけでした。モトクロス的な面、トライアル的な面。両方の顔を持っている競技でとても楽しかったです。この経験によってエンデューロという競技にときめいてしまったからです」

 

●エンデューロを始めたばかりの時に苦労した事。トライアルが役立つと感じたところは?

「苦労したのはハイスピード系のテストです。なかなかトライアルと違って、ストレートとコーナーの連続でアクセルも開けっ放し。最初の頃は、『そんなにアクセル開け続けれないよー』という気持ちで走っていました。
トライアルが役立つと感じたのはトラクションの掛け方、半クラの使い方、ちょっとした小技です。特にルートとエクストリームテストで役に立ちました」

 

●イタリアGPに出る理由、きっかけは?

「大崎さんへ国際レースへ参加したいと話したことです。今年からエンデューロのIBに昇格したこと、大崎さんがイタリアに繋がりがあったことなどで実現したんです。世界レベルを肌身で感じる事が最大の目的です」

 

●本戦での体制やサポートは?

「マシンはHusqvarna FE250、チーム名はハスクバーナ東名横浜、サポートはハスクバーナイタリアの方にしていただきます」

 

●エントリーはどうやっておこなったの?

「必要なのは
・FIMライセンス取得
・エンデューロGPでマイページ作成
・エントリーフォームへ必要情報入力
・エントリー費を支払う事完了…€256

難しかったのは全部英語だった事です(汗)。最初はエントリーできてるのかわからず不安でしたが、エントリーリストに記載されているのを見て、不安がワクワクに変わっていきました。

 

●この数ヶ月の変化は?

「スピードが付いてきたことが大きな変化点だと思います。どんなレースをしていくかですか? 1秒でも速く! そして応援してくれている方々に感謝を忘れず走り切りたいと思います。どのくらいいけるかわかりませんが、1位を取るつもりで走ればおのずと結果も出るのではと思います。それはまだまだなのかもしれません。はたまたそこそこいけるのかもしれませんし。走ってみないとわからないです。
今回の参戦に向け取り組んできたことはムースタイヤを使うようになったことですかね。まだ1ヶ月しか練習してなくぎこちないので、本番では落ち着いて行いたいと思います」

 

●本誌7月号で小池田猛さんにライテクを教わりましたね

「はい。小池田さんに教わって役立ったことはコーナースキルです。どのコーナーでも共通してタイム短縮に役立ちました。また、釘村忠さんにも教わったのですが、役立ったことはラインのトレース。選び方です。どのようにコーナーとコーナーをスムーズかつ速く走るために繋いでいくか。『ここは大きく回って、ここはタイトに』など、下見での
見方も変わりました。両者合わさって、よりスピードアップへと繋がりました。タイヤ交換は未だ完璧ではないですが冷静にやればスムーズに交換できると思います。
エンデューロアカデミーでも各講師からの指導をいただきました。また個人的に石戸谷蓮君や渡會さん、滑川さん、大川さんなどエンデューロIAライダーの方や、またモトクロスIAの馬場さん達に引っ張って走ってもらったり教えてもらったりと、とても恵まれた環境でした。
何かを教わったことよりも、速いライダーの走りを見せていただき、どのように走っているのか、どんなスピードでコーナーに入り立ち上げていくのか。そんなところをずっと観察していました」

 

●自分の参戦をどのように伝えていきたい?

「エンデューロに限らず各モータースポーツに共通して世界へ挑戦することの意義を伝えたいです。 また多くの方にエンデューロというものを知ってもらい、若いエンデューロライダーに どんどん全日本などに 出てきてもらいたいです」

 

※編集部注:ダートスポーツ7月号で、EWCに参戦経験のある小池田猛選手が大神君にタイムアップをレクチャー。タイムに伸び悩んでいる方や、上達したい方必見のライテク特集です!

 

 

 

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