本日はAXCR LEG5。

明日の最終日のSSは80.27kmと短く、実質、本日のステージを乗り越えたライダーは、完走にグッと近づきました。もちろん、デイリタイアが可能なので、この日にスタート&ゴールすればフィニッシャーとなります。

例年、この最終日は最後に軽いSSが用意されると考えていましたが、昨年はエアクリーナーまで浸かりそうな深さのウォーターベッドがあり、この日にリタイアするライダーもいたほどですから、気は抜けません。

 

本日はジャパンサポートに、新人として入隊! 同じくマシントラブルで本日の走行を断念した田崎さんと。何年もバイクに乗っていなかったそうですが、面白いことを見つけている時に、AXCRを知ったそうです。

体の動くうちにやりたいこと、面白そうなことをやりたい!

そう考える方は多いと思います。

AXCRはFIM公認国際ラリーですから、コンペティターは実際超過密スケジュールで動きます。しかし、夢や冒険が身近なものとして体験できるまたとないラリー。体やマシンが不調のときはデイリタイアし、完走を目指すことができます。僕も田崎さんも、明日は走り、完走を目指します。

 

ライダーのスタートを見送り(タイムカードをもらい、スタートだけはする。そのまま走らずに走行は終了。ペナルティは当然もらいますが、翌日の走行につなげることができます)、まずはサポート隊のハイエースで、サービスポイントまで直行します。

サービスやメディアもロードブックを支給されて、ポイントまで行けることができます。もちろんグーグルマップで自分で調べることもできます。

セブンイレブンで食料と飲料などを買い出し。今まで長らくお世話になってきたサービス隊。今回はライダーのヘルプに力を注ぎます。LEG3では手巻き寿司が嬉しかったので、今回もおにぎりと共に購入。大量の氷、水、炭酸入りのスポドリ、などを購入。塩飴系は販売しておらず、ポテチなどで塩分系を補給。

ガソリンはもちろんハイオクタンの95を用意します。

現場について場所を確保。ライダーの視点でいうと、パッと飛び込んでこれる分かりやすい場所が最高です。今回は道端なので良いポジションだったと思います。テントを張り、VESSELの工具を並べて、到着を待ちます。

他には食料のほか、顔を洗うための水や、マップ張替えのためのハサミやテープ、ゴーグルなどを拭くためのペーパーウエスを用意。あとはライダー個人の依頼品を準備。

ライダーはマップを巻くのに集中するので、口に水やゼリー、手巻きずしなどを運んであげます。大の大人に口あーんで食べさせるのはレアなので、ちょっと面白かったです(笑)。ゴーグル吹いたり、ジッパー閉めてあげたり。声をかけてもらったり、ケアされているとすごく力になるので、その仕事に集中して、ほぼ撮影していません。しかし公式Facebookに僕らの仕事ぶりがムービーで公開されているので、ぜひご覧ください。

https://web.facebook.com/AsiaCrossCountryRally/

 

いつも賑やかな坂本さん。田んぼ?に落ちたらしく、その時の写真はダースポに提供してくれるようなので誌面にてお楽しみに。「緊急笛が初めて役に立ちました!」とのこと。

 

ガソリンはマシンによって給油口が異なるので、複数パターンの容器を準備します。タフジャグは便利です。

ウラルで特別参戦枠で参加している日本人ペア。こちらも誌面などで後ほどご紹介予定。毎日めちゃ楽しそうです!

 

帰りは食事が楽しみ。ライダーだと昼飯はこのサービスで口に入れるだけなので、サービスチームならではの特権でもあります。

おしゃれなパッタイ専門店を発見。チャーハンもオーダーしましたが、激ウマでした。

 

 

 

今晩は再びカバーの内側からもデブコンと液体ガスケットを使用して修理。

明日のセレモニーフィニッシュを目指して、最後のSSとリエゾン150km強を走ります! とにかく最後まで走りきりたい。

今はただそれだけです。

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