「目標が違うのが大きいかな」

 

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悔しいライダーも多いだろうが、今IA2の話題は勝谷武史で持ち切りだ。「ここ数年続いていた、若手の実力均衡のレースが面白くなくなるのでは?」という開幕当初の危惧はもう、ない。むしろ「今年中に勝谷を倒せるのか?」「勝谷にあって、今の若手ライダーに足りないものは?」「海外のレベルに届くには?」。テーマはもっと深くなってきている。それを、今の日本のモトクロス全体に勝谷武史が突きつけたように思う。あえてヒール役を買って出てまで…。
IA1以上のタイムを叩き出し、圧倒的な勝利を見せた第3戦広島のレース後のインタビューをお届けしよう。

 

DS:広島のレースを振り返っていかがですか?
「ちょっと意外だったね。トッチ(富田)が、オフビの時みたいにもっと来ると思ったけど、なんだったんだろう、調子は普通だったし自分でも分からない。いつもは刺激があって優勝したから、今回はあんまり実感がないかな。スピードの乗るコースだっかたら余計に差がついたんだと思うけど…。でもやっぱり常にトッチは意識しているし、チャンピオンを獲るのはそんなに甘くないことも分かってる」

DS:その差は、なんでしょう?
「やっぱり今持ってる目標が違うのも大きいかな。オーストラリア選手権で表彰台に上りたいから、今は。それが一番。全日本に出るにしても、オーストラリア選手権でどこまで通用するか、っていうのを常に考えてる。あのくらいのペースじゃないと向こうでは話にならないから」

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DS:オーストラリア選手権ではレース後半での巻き返しは無理と?
「ムリ。絶対ムリ。スタートから今日の俺のペースで20分は走り切らないとダメだね。俺は今日のあのペースで20分はちょっときつくてペース落としたけど、オーストラリアの若い奴らは20分くらい平気であのペースで走るからね。とりあえず今の目標は全日本チャンピオンも取りたいけど、オーストラリア選手権で3位以内に入ること。まずは確実に表彰台。そしたら今年、満足してバイクを降りれるよ。区切りがつく」

DS:若手についてどう思いますか?
「大丈夫でしょ。トッチは今度うちに泊まりに来るからね。一緒に乗り込んで、学べるものがあれば学んでいけばいいし、うちにくればヨメがメシも作ってくれるから食事の心配もしなくていい。ライバルだけど、俺はそういうの気にしないし、トッチはこれから伸びるライダーだなと思ってるから。これから先、助けてあげられればなと。あんまり見せたくないってのもあるけど、そうしていかないと若いライダーも育っていかないし、彼の成長になんかきっかけを作れればいいかな」

 

このあと話はさらに、ネイションズについて、450との練習について、新しいSUGOについて、と膨らんでいく。

 

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