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エルズベルグロデオについてのコラムを! との事ですが、実はぼくちんエルツについてはあまり知らないんです(笑)
出場しているライダーについては多少は知っていますが、きっとみなさんの方が詳しいでしょうね。
だもんで、エルツについて! というよりかは、世界の注目ライダーでもあり、日本の唯一エルツライダー! と言ってもいいであろう田中太一選手について書かせていただきます。まぁそれについてはホッパーちゃんが語っているんで、あまりかぶらないようにね(笑)
「田中太一」
あくまでオレ目線なので、苦情などは本人以外からは受け付けませんのであしからず (^ー^;A

若いうちに世界に揉まれて育ったのと、小さい頃からの環境なんでしょうが、とにかく周囲を冷静に客観的に見ている出来るビジネスマン的な印象です。とにかく話す言葉が本当に丁寧!
ものすごく丁寧な言葉がすらすら当たり前のように出てくるって言う所に、出来るビジネスマン的なものを感じるんでしょうね。
とにかくオレ的に尊敬出来るのは、常にジェントル&冷静&未来を見ている&次の世代についての考え方ですかね。(全然自分が、自分が、じゃないんです)

みなさん、ご存知の通りトライアルでは世界を舞台にジュニアの頃から活躍しており、いざ日本のフィールドに戻って来て見たら「世界の常識」と「日本の常識」のギャップに叩きのめされ、かなり精神的にやられた時期もあったと想像しています。
そこで出会うべくして出会ったエンデューロという舞台。が、そこでもギャップは存在してました。
オレ的には、正直まだ日本のシーンには早すぎた存在だったと思っています(活躍のレベルもその走りのレベルの高さも)が、また世界の舞台に戻ります。

それがトライアルではなく、「エルズベルグロデオ(エクストリームヘアスクランブル)」という新しいシーンでした。
元々全てが世界レベルな訳ですから、そのマッチングは言うまでもありません。
その結果世界的に誰が見ても快挙である、後列スタートからの上位完走という事を見事に成し遂げます(いわゆるエクストリームレースでは、後方スタートの不利な面ったら半端ないですから)!

でも今年が「田中太一」最後の挑戦になります。
きっとジェントル&冷静&未来を見ている&常に次の世代について考えている「田中太一」の事、きっとまた常人には想像もつかないような事を考えていることでしょう!

今のエルツベルグ挑戦が終わっても「田中太一」の挑戦は終わらないでしょう。
まだまだ「田中太一」から目が離せないのは、きっとオレだけではないでしょう。とりあえずは、今は目の前にあるエルツの表彰台だっ! 世界を相手に遠慮なく存分にやっちまえ! 東京のみんなは一緒にエルツ鑑賞して、盛り上げよう!

それらの行動が、やがて次の世代につながるんです。

Go Taichi!
Go Kamakazy!

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この記事の著者について

池田 智泰
ラリーでの負傷から休養中のエンデューロライダー。JECPROに所属していたことも
2010年/ISDEメキシコ大会 ワールドトロフィー
2009年/JEC(MFJ全日本エンデューロ選手権) シリーズチャンピオン
2007年/ISDEチリ大会 ワールドトロフィー シルバーメダル
2006年/ISDEニュージランド大会 ワールドトロフィー シルバーメダル