セロー・オンリーで掲載されている北海道ツーリング記事の裏テーマは、村上春樹をめぐる旅、でした。


羊をめぐる冒険 単行本 – 1982/10/13
村上 春樹 (著)

こちらが、そのメインとなった『羊をめぐる冒険』。村上氏のデビュー作『風邪の歌を聴け』から『ダンス・ダンス・ダンス』まで続く4部作のうちの3部目に位置づけられます。かなり初期の作品ということになりますね。この作品まで、「あちら側の世界」つまり形而上的というか、死を想起させる世界の存在はなく、村上作品のなかでも大きな分岐点と言われているものです。表題のとおり、羊が物語の大きな役割を占めていて、さらにその舞台が北海道というわけです。この作品のファンは多く、この本を読んで北海道へ旅する人々は少なくありません。少し長めの小説ですが、ぜひ。

記事中でもふれていますが、札幌でたまたまあったオーストラリア人も、偶然『羊をめぐる冒険』を読んで北海道へ来ていたんです!

記事中でも触れていますが、札幌でたまたま会ったオーストラリア人も、偶然『羊をめぐる冒険』を読んで北海道へ来ていたんです!


東京するめクラブ 地球のはぐれ方 (文春文庫) 文庫 – 2008/5/9
村上 春樹 (著), 都築 響一 (著), 吉本 由美 (著)

それと、こちらは3名の「東京するめクラブ」メンバーが、「するめのように、咀嚼しているうちに少しずつ味が出てくるような場所」を追い求めて旅をするエッセイ集。そのうちの一つに選ばれているのがサハリンであり、ツーリング記事で触れているユジノサハリンスク周辺のエッセイが載っています。発行されてから7年のうちに、サハリンの事情は大分変わっていますが、おおまかな印象はずれていないと思いますし、こういう紀行文やエッセイでの村上氏の観点や軽妙な語り口は、すごくおもしろいですよ。こちらは、あまり活字慣れしていない人にもオススメ。

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