全日本モトクロス選手権第5戦、神戸大会は全クラスとても熱いバトルが繰り広げられ、稀に見るほどの好レースばかりの大会になりました。恒例になってまいりました、ランキング整理をしてみましょう。

★IA1
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IA1では、神戸大会で調子を崩したものの、SUGOでも着実に一勝をあげている成田亮がやはりまだ頭一つ抜けています。そしてじわじわと上がってきたのがさすがチャンピオン、小島庸平ですね。神戸では今シーズン初のヒート優勝を飾り、ランキング2位につけて後半戦へ突入します。そして神戸大会ヒート2でショートカットジャッジのため一周のペナルティによって1位から11位まで下がってしまった平田優が3位につけています。その下に着実にポイントを積み重ね、神戸大会では両ヒート表彰台に上った新井宏彰が続きます。
上位4位に国内4大メーカーのエースが綺麗に並んだ形になっていますね。

★IA2
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こちらはIA2。シーズン頭に怒涛の6ヒート連続優勝を飾った能塚がトップを守っていますが、能塚と入れ替わるように第4戦から4ヒート連続優勝の岡野聖が2位に迫ります。また、安定したリザルトを残しつつ、調子を上げてきている小川孝平、古賀太基も後半戦に期待がかかります。YAMAHAの渡辺祐介や、神戸大会ヒート2で終盤までトップを走っていたSUZUKIの竹中純矢にも期待をしたいところ。表彰台常連の田中雅己は、本人のブログで、今季これ以降の参戦とりやめを公表しています

★IBオープン
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IBオープンは大倉由揮が勢いをキープしたまま折り返しました。ここまで7ヒートで優勝、残り3ヒートも2位という恐ろしいほど安定したリザルトで、他のライダーを寄せ付けません。2位につける大城魁之輔はヒート優勝が2回ありますが、大倉とのポイント差は90ptに。また、群雄割拠するIBオープンクラスの見所は画像の赤点線。これが来年IAに昇格できる基準ラインです。シーズン終わりにこのラインを越えていられるかどうか、も大事な注目ポイントです。また、三階級特進の手繰将志はヒート2で5位、同じく三階級特進で年齢制限によってSUGO大会からのエントリーとなったKTMの鴨田翔が、神戸大会では総合6位に入っており、二人共に明確な急成長ぶり。藤沢でさらに上がってくれば…もしや…?

★レディス
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レディスは相変わらずの混戦状態が続いています。トップは変わらず、開幕から3連勝の中野洋子。2位にSUGO、神戸と連勝した竹内優菜が続き、3位には同ポイントで安定したリザルトの畑尾樹璃が入ります。次第に調子を上げてきて神戸では肩を脱臼しながらも3位表彰台を獲得したチャンピオン安原さや、SUZUKIの久保まなの追い上げも期待したいところです。

全日本モトクロス次戦は第6戦、東北大会。岩手県、藤沢スポーツランドでの開催です!

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