アジアクロスカントリーラリー出発まで約1週間となりました。
私宮崎の参戦は6年目ですが、今までにない緊張感、高ぶりがあります。

何と言ってもダートスポーツチームとしての参戦。
チーム代表でもあるので、昨年のようなリタイアだけは避けたい。しっかり完走し、仲間とゴールを目指すのが目標なのですが、何しろ2017年は路傍の岩にエンジンヒット、2018年は水没、ウォーターハンマーで故障DNFと、2014年〜2016年までのノントラブル完走が嘘のように、厳しいラリーになりました。

だから、ちゃんとフィニッシャーズメダルを貰わなきゃというプレッシャーもあります。
もちろん準備もまだまだ必要です。


(写真はAXCRに帯同されるCrawl Redさん)

先週のハッピーMX、暑くてげっそりしているだけですが、少しは痩せたでしょうか。暑くて走りたくないな〜って顔してますね。。。私の取り組みとしては、まず痩せること(笑)。体力をつけること。そのため、朝食をスムージーに(ミカリンに女子力高いと言われましたw)。夕食は炭水化物を抜いて野菜多めに。夜はジョギングとウォーキングで1時間、スクワット100回。
ピークからは6kg痩せたのですが、スタートラインに立つ時の体重目標まで2kg。う〜ん、やばいです。。。


こちらは今年のJNCC開幕戦サザンハリケーン。体が重いと動きも遅く、転倒しやすいのでやっぱダメですね。

ミャンマー入国のVISAは結局E-VISAとなりました。
ネットで2時間ほどで発行してくれます。US50ドル。お急ぎの場合は56ドルで速攻対応してくれるようです。
ミャンマーは未知な交通事情。そして130以上の部族で言語も多数。過去5年の経験が生きるのか、全く白紙状態で臨む世界なのか。間も無く目の前に現実が繰り広げられます。


チームメンバーの一部ですがご紹介します。
尾登孝広さん
「平日はNTT東日本のサラリーマン、週末はモトクロス、今年も関東選手権にちょこちょこ参戦してます。47歳、モトクロス歴27年、エンデューロもあまりやったことなく、バイクで公道を走ったこともほとんどなく、だけど突然ラリーに出てみようと思い立ちました。長時間走る事と、公道(しかも外国)を走る事が不安なので、無事完走だけを目標に、マイペースで行こうと思います」


西村裕典さん
「今回初めてAXCRに参加します。DS3月号のラリー記事を発見し、グッと惹かれるものがあったので参加することにしました。過去、4輪やヨットのレースをやっていましたが、今はオフロードコースで子供と一緒にバイクを走らせるのが楽しみです。普段は4輪のタイヤテストの仕事をやっています」

他のチーム員はまたラリー期間中にもご紹介できると思います。
昨年もご一緒した田崎博司さん(モトクロス元IB)、外岡浩志さん(モトクロス元IB)、西森祐一さん(JNCC AA)、西田秀樹さん(過去AUTOで5度参戦)、熊田誠司さん(今年で2回目)という布陣です。
また早くも来年AXCRをダートスポーツチームで走りたいという他のライダーも、現時点で3名。良いラリーで今後に繋げたいと思います。

私宮崎は8月8日の深夜便でバンコクへ。スタート地のパタヤに9日未明着。その日は整備、日本人向けブリーフィング、サンクロレラ様によるウェルカムパーティ。10日は車検、LEG1マップ受け渡し、公式ブリーフィング、そして夜にウォーキングストリートでセレモニースタート。11日早朝から、いよいよLEG1スタートです。


私のAXCRは昨年のLEG4、SS4、110kmで終了したままです。
日本に帰国してから、何度も繰り返し、水没する悪夢を見ました。
完走することの重みを知ると同時に、しっかり完走した増田まみさんの取り組み。かつて教えてくれた小栗さんの言葉や、ダカールを2年連続で完走した風間晋之介君の凄さなど、他のラリーストの素晴らしさも感じました。

間も無く始まります。

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