JEC第2戦プラザ阪下大会に連れて行ってもらいました。
と、言っても今回は選手でも裏方でもなく選手のサポートとして行ったはずなのに、なぜか行きの車では1mも運転する事なく、目が覚めたら大阪会場に(^_^;

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ポンコツ(大事故歴アリの程度極悪の中古車レベルですね)で、ほんとすいません。

で、JEC初開催のプラザ阪下大会は、広いエリアでの開催が必須条件だと思われていた、今までのJEC会場の概念を覆すのに十分な内容でした。これは各大会&コンディションによって分かれると思いますが、特にモトクロスのスキルが重要だったようです。

また、今盛り上がっているJNCCとJECの違いは? っていうライダー達にも十分なインパクトを与えられたと思います。単純に速いだけでは勝てない、一つ一つの積み重ねの重要度もわかったのではないのでしょうか!? 普通同じレベルのライダーでは、1つのテストではそんなに大差つきませんしね。それだけに上位のライダーを大いに讃えたいところです。

JECでは、偶然い一つのトップタイムは出せても、トータルでの順位アップには反映されにくく、絶対的・安定的なスピードは必須。その上で、ミスをするかしないかの所でのギリギリのタイムアタックが強いられます。簡単ではないし、何より自分の今の速さが、全て順位に反映されてしまうんですね。

今回は、会場やレースをしっかり把握し、なおかつ出場するライダーの一人でも多くの人にJECの魅力をわかってもらおうとするスタッフ全員の心意気が、ビシバシ伝わってくるような大会だったと思います。普通のレース形式ではないので戸惑った方もいると思いますが、何かと新鮮に映ったのではないでしょうか。また、今までのJECは「JEC=出て楽しむ」ってのがあったと思いますが、今回のプラザ阪下大会では「JEC=見ても楽しめるもの」になったような感じがありました。

  • レースをオーガナイズしたエンデューロIA選手でもある吉川和宏は「とにかく無事に終わってほっとしています。僕が思い描いてた全日本を、ほぼ完璧に実現できたと思います。ただ、これは僕の手柄じゃなくて、形にしてくれたオフィスアクションのみなさんのおかげ。一人では絶対できなかったし、スタッフ一人一人が朝からご飯もたべずにずーっとやってくれてる。IA、IBクラスは自分が走っているのでどのくらいの設定にすればいいのかわかるんですが、承認クラスは難しかった。その人達に楽しんでもらえて、インターナショナルの人達には競技性を確保する、と思っていましたが、それができていたと思う」と話す。
  • このコメントに尽きると思いました。
    参加者のみなさん&裏方のみなさん、お疲れ様でした!!! が、もし次の開催時には各スタッフにはしっかりごはんを食べていただき、更にイイ仕事ぶりを披露してもらいたいですね。プラザ阪下とは違うJEC(全日本エンデューロ選手権)の大会の事にも少しでも興味を持ったという人が増えてほしいところです。

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    この記事の著者について

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    池田 智泰
    ラリーでの負傷から休養中のエンデューロライダー。JECPROに所属していたことも
    2010年/ISDEメキシコ大会 ワールドトロフィー
    2009年/JEC(MFJ全日本エンデューロ選手権) シリーズチャンピオン
    2007年/ISDEチリ大会 ワールドトロフィー シルバーメダル
    2006年/ISDEニュージランド大会 ワールドトロフィー シルバーメダル