ラリー一同は国境を越えて、カンボジアへ入国しました。
まずは出国審査(タイ側で撮影!)。
AXCRは公用語は英語ですけど、各所にスタッフがいるのでスムーズです。
カンボジア入国では、ビザと事前に配布されていた入国審査票に書き込んでいたものをチェックされるほか、指紋を取られます。
いつもの上半身裸姿の江連さん。入国審査で、「何か羽織ってくるように」言われて、急遽山田さんのポンチョを借用(いきなりネタ作ってくれましたw)
一昨年のサケオの国境は、出稼ぎ労働者の出入りが多く、国境をまたいだ瞬間の空気感の違いが明確な街でした。サケオとはだいぶ違うな〜。穏やかな感じです。
優しいスマイルで入国させてくれました。
今晩の宿が国境を越えてすぐのところなので、余計に異国に入った印象がありません。一昨年は国境を越えてしばらくコンボイ。その後SSに入ったので、右側通行などに慣れたのですが、今回はそのあたり注意が必要かも。咄嗟の時に右側に避けることを意識しなくては。たまにSS中に車とすれ違うことがあります。
さて、今日のLEG2は
リエゾン 41Km→SS 83Km→リエゾン 128Km
合計 252Kmという、短めの設定。
今日の印象は何と言っても滑りまくる赤土です。
ちょうど1年前のチェンマイの再現。
とても気持ち良くSSを疾走していたら、突然それはやってきました。
コーナーでテールが真横を何度向いたことか!
見た目は日本にある土ですけど、なんか成分が違うんじゃないの?!
異常に滑りますよ。
転倒者続出でしたが、僕も数回転倒。
登りではクルッと真横を向いてUターンすること2回。
コース脇の、石と草が詰まっているところを選んだら、簡単に登れました。
最初からそちら行くべきだった。。。
道に迷うことも2回。
結局何を間違えたのかわからずじまいですが、例の共同作戦でクリア。
写真撮影に熱中したり、トラブって後方に行き過ぎると、こういう助け合いできる選手が少なくなりそうなので、ある程度の位置で走っていないと危険。
そんなことも考えながら走ります。
東南アジアらしい風景の中も走ります。
ここは気持ち良く飛ばせる所だったから、断腸の想い?で止まって撮影(笑)。
SS最後は川渡り。浅くてスプラッシュしただけですけど、報道陣が集結しているので気合い入ります。が、渡りきった直後に、鋭角ターンの滑る岩盤のような路面で、何気にエンデューロばりの難易度がありました。勢いでクリア。そして停車、撮影。
サムアップしているのは、昨年から帯同。今年もMOTOクラスメディアとして活動中のバイクブロス、田中さん。AXCR公式ホームページに毎日レポートをアップ(今も同室で作業中)しているのでチェックしてみてください。
ラリーは選手だけでなく、サービス、メカニック、メディア、スポンサー、主催者がともに大陸を移動する感じがいいです。
今日のトップをマークしたのは前田っちこと前田さん。広島の方ですから、赤土はお手の物でしょう。会心の走りだったようです! 左は僕を見るたびに「ダイゴダイゴ!」と呼んでくるスウェーデンのオルソンさん。
今日のホテルはKoh Kong Resort Hotel。プールサイドにバーが付いているようなリゾートホテルです。かなり部屋もいい! 飯もうまかった。
屋根付きで、なかなか快適な整備スペースがありました。タイヤ交換する人が多かったです。僕のタイヤはブロックが減っていたので、昨日交換していなかったら、今日のスリッピーはもっと苦労したでしょう。。。
メグさんも毎日元気にタフに完走してますよ!
カメラを構えている時に走り去っていく姿が、かっこよくて速かったです!
「現地?のインタビュー取材を受けながらタイヤ装着のシャフトを組んでいたら、自然とうまくはまっていた(笑)」とのことです。
僕も整備しました。
VESSELのハンドツールは、サイズも手頃で使いやすいです。
姿が見えず心配していた首藤さんが帰ってきました! よかった〜。
昨日は順調に乾燥し、今日は少し油断して道を完全にロストしてしまったようです。
何はともあれ元気そうですし、楽しそうです!
今日のLEG2リザルト。
前田さんトップです。昨日マップなしで走った(ワダチだけでどうやって走れるの???)江連さんも3位と好調です。
僕は20位でした。
明日はSSは77kmくらいの往復と短いです。
リエゾンは248.75kmもありますね〜〜〜。
しかも区間距離78.6km(笑)
さて、これから明日のマップ巻きに行きます。
今23時前。
4:30起きです。
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