全日本スーパーモタードタカタが熱い

全日本スーパーモタード広島ラウンド(TSタカタサーキット)は、毎年面白い試みが行われることで盛り上がりをみせている。( ※2014年度の日程は7月12日(土)前日練習/13日(日)決勝日) 昨年、全日本モトクロスIA1ライダー北居良樹選手がS1OPENクラスに参戦したが、今年も昨年に続き北居選手、さらにIA1ライダーの星野裕選手、往年の元ワークスライダー立脇三樹夫選手、スーパーバイカーズ時代のライダー永井実選手が参戦する。スーパーモタードの面白いところは、純粋なスーパーモタード育ちの金児隆太選手や五十住洋佑選手、モトクロスを第一線で戦って来た佐合潔選手、増田智義選手、ロードレースGP2チャンピオン…

270mmブレーキローター、新発売

Team Two Two Motorosports、つまりはC・リードも使用しているBRAKING社のオーバーサイズローターキット2種が新発売。どちらもモトクロス、エンデューロのために開発、対応車種もレーサーに限られる。2種の違いはフローティング方式で、NEWバットフライオーバーサイズローターキットは6ピン。 ブレーキを多用するようなコースであれば、ブレーキの性能は放熱性に集中される。MTBのブレーキがもっっとも顕著な例で、放熱性を向上させるかわりに摩擦係数やブレーキパワーを増加させる傾向にある。 こちらのオーバーサイズはどちらも270mm。制動性を上げているかわりにフローティングマウントで放熱性を確保…

話題の「ビブラム」フレームガード、最新報!

2014ダカールラリーでHRCが使用、一気に話題になったフレームガードがこちら、ビブラム社製のものです。フレームガードといえば、アルミやカーボンのものが主流でした。それはそれでカッコイイわけですが、もっとスリムにスマートに、テープのように貼れたら…そんな要望にお応えしたというわけ。 ビブラム社、はご存じの方もおおいでしょう。シューズソールでは、おそらく世界でもっとも有名、ガエルネのブーツにも採用されています。元々、オフロードバイクとの親和性が高かったわけですが、「我が社の耐久性抜群のソールコンパウンドをフレームガードとして使ったらどうじゃろか」と思ったか思わずか知るところではありませんが、とにか…

桶スポにダートジャンプが復活

中型排気量で開催されるSS Killers!、関東ロードミニ選手権をまたいで開催される桶川スポーツランド(埼玉県桶川市)のモタードSE・モタードE&MIDクラス。かつて開催されていたReal1やMAXASIA、MAEFなどで使われていたダートジャンプ(2コーナーから3コーナー区間を使用)を、6月15日(日)開催の関東ロード第3戦で試験的に使用するとのこと。ただし、ダート部分が雨で濡れていた場合は他開催クラスの方の走行に妨げがでるので使用しないとのことだが、6月9日(月)現在の天気予報だと金、土、日と晴れマークが出ているので、久しぶりにダートッセクション使える可能性「大!」 エントリー締切は…

全日本スーパーモタードマシン vol.02 #3金児隆太

快進撃を続ける新生ハスクバーナFE450+#3金児隆太選手 (※写真は開幕戦の美浜ラウンドでKRAZy近藤さんが撮影したものを頂きました) 開幕戦美浜ラウンドのヒート1優勝、第2戦琵琶湖でのヒート1:2位、ヒート2優勝の総合優勝を決めた、金児隆太選手が操る新生ハスクバーナのFE450。 マシンが開幕ギリギリにシェイクダウンしたということで、開幕戦ではブレーキキャリパーもノーマルの2podキャリパーだった。 サイレンサーは世界的に定評にあるアクラポヴィッチ製 日本ではまだ馴染みの薄い、Kite製のホイールハブを使う。 モタードステップもKite製。 一方、シフトペダルは頑丈で装着率も高いハマーヘッドのビレッド…

全日本スーパーモタードマシン vol.01 #1佐合潔

CRF450RWのモタードバージョンを思わせる#1マシン (※写真は開幕戦の美浜ラウンドでKRAZy近藤さんが撮影したものを頂きました) 今回は気になるチャンピオンマシンの細部を紹介していきましょう!SMJ全日本スーパーモタード選手権 S1PROチャンピオン、#1佐合潔選手のCRF450Rモタード。 フロントサスペンションにはKYBファクトリースペックと思われるエアサス、PSF2。それらをX-TRIGのモタード用クランプでがっちり固定し、適したディメンションを生み出す。タンクはAMAのCRF450Rや全日本ワークス車両のものと同じと思われるチタン製が使われているのもチャンピオンマシンらしい。 フレームや…