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 ハードエンデューロフリークのみなさん、こんにちわ。「エルズベルグに行かずに死ねるの?」もめでたくvol.2をお届けできるようになりました。すっかり連載していることを忘れてしまうことが多いのですが、さぼるな、めげるな、激励メールをお待ちしています。2015エルズベルグツアーやるなら参加したいぜメールもこちらへどうぞ! animalhouse.tokyo@gmail.com

 さて、今回からはいかにして、エルズベルグロデオが開催される街“アイゼンナーツ”へ行くか、そして現地のオーストリービールは旨いのか、に注目したいと思います。

 アイゼンナーツは実に小さな街です。2015年1月1日現在で、人口は4329名。鉱山で名を成してきた田舎町ということになりますか。1951年が最大人口で12948名、少しずつ過疎化が進んでいます。あの段々の我らがエルズベルグ鉱山こそが名物で、鉱山を走るマラソンも存在するそうです。50mほどのメインストリートを抜ければ、あとは山。ただ、いわゆる日本の何もない田舎町とは違って、一カ所に商業施設が集中しています。

アイゼンナーツのメインストリート

 アイゼンナーツは駅がありますが、これは現在貨物のみで使用されています(これは歴史的にも珍しい路線らしく、日本からアイゼンナーツに向かう観光客は、我らハードエンデューロフリークと、鉄道マニアに限られる模様です)。つまり、公共機関はバスのみ。

 さて、そろそろルートの紹介をしていきましょう。

■空港
 まず、空港のチョイスから。アニマルハウスは、これまでザルツブルグ、ウィーンの2空港を利用していますが、通常はグラーツで降りるのが正解です。グラーツはオーストリア第二の都市で、アイゼンナーツへは車で2時間程度。グラーツからレンタカーを利用するのが最も現実的な手段といえるでしょう。
 少し余裕をもってオーストリアを旅したいあなたには、ウィーンをチョイスするのもアリです。ウィーンからアイゼンナーツまでは車で5時間程度。市内には路駐できるスペースもあります、宿に車をとめてウィーンで一泊もオツですね。
 見学ツアーがあるわけではありませんが、ザルツブルグはKTMの都市(正確には隣のマッティグホーフェン)です。こちらから行くと、ママチャリまでもがKTMばかりという特殊な環境を堪能できます。こちらからアイゼンナーツまでは車で3時間程度。

■レンタカー
 オーストリアは右側通行ですが、ラウンドアバウトとMT車に慣れてしまえば運転は楽勝です。現地民の運転もとても穏やかで、日本と大差ありません。治安もとてもいい。あまりに時差がつらくて、車のなかで寝てしまったことすらあります(危険なのでまねはしないでください!)。
 レンタカーは観戦であれば一番小さなもので充分です。FIATの500などが候補にあがるはずです。

500Cを借りれた2013年はと、気分爽快でした

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■公共機関
 グラーツから公共機関で移動する場合、レオーベンまで列車で目指すことになります。オーストリアは実は有数な鉄道国家なので(ただただ、アイゼンナーツが田舎すぎるのです!)、ほとんど時間通りにいけるでしょう。Googlemapの乗り換えでは2時間40分と出ています。レオーベンからはバスにて。

 会場には、宿泊場所はありません。アイゼンナーツの宿は、すでに満杯状態のはずなので、レオーベンで宿をとるのがいいかと思いますよ。ツアーに参加いただく場合は、東京から会場までお連れいたします!

会場につくと、コイツが迎えてくれます

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周囲は、美しい山岳地帯

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