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ホールショットデバイス、スタートデバイス、様々な呼び名がありますが、モトクロスでは特にいまや当然の装備。フロントサスだけに飽き足らず、電子制御まで盛り込んじゃうメーカーさんもいるほどです。

従前より使われているフロントサス用のものは、基本はフロントアップを押さえ込むためにフロントサスをスタートの時だけ縮めたままにするもの。前傾の姿勢にもなるので、トラクションに貢献することは間違いありません。しかし、今回紹介しているのはリアサスペンション用のものです。

実は、このリアサス用のもの、すでに5年以上前にKYBなどからファクトリー向けに供給されていました。弊誌においても、ウラバトルのページなどで何度か掲載していますし、コアなモトクロスファンには周知の事実でしょう。動作としては、リアサスをスタート時に縮めたままにします。ここまではフロントサスのものと同じ。でも、これでフロントアップが抑えられるわけでは、もちろんありません。
リアサスを縮めておくワケは、スタートのクラッチミート時に、チェーンを伝わってタイヤへトルクが伝わる瞬間、リアサスが縮む、このわずか一瞬の動作をなくすことが目的。とてもわずかな時間ですが、クラッチミートの瞬間、タイヤにトルクが伝わるまでにタイムラグがある、これをキャンセルするわけです。また、前後を低くすることで、スタート時のみマシンをドラッグレーサーのようなスタイルにでき、低重心化による直進安定性を得られるはずです。

もちろん、リアサスが縮むことで得られるトラクションもあるので、一概に縮めこめばいいというわけではないですよね。前述した前傾姿勢も、無くなってしまいます。しかし、このリンクはその縮めこみレベルをアジャスト可能。すばらしい…。

なお、こちら当たり前ですがスタート時に車高も低くなります。足台の使えないJNCCなどでの安定したスタートにも、オススメしてみたい所存。取り扱いはテクニクス、現在テスト中でもう間もなくリリースできるとのこと!

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