ここからは、パーツボックスに入れておいて、毎日開ける用品群を紹介します。
まず毎日交換するエアクリーナーエレメント。写真は開封しただけですが、実際はオイルを塗布した状態でZIPロックに入れてます。ハスクバーナのエアクリーナーはワンタッチでサイドカバーを外すだけで簡単。なるべく楽をして、体の休憩に時間を使いたいと思います。
ハスクバーナ純正で買えるエアクリーナーのレインカバー。大雨、深い川渡りがあることを想定して、装着しておきます。下はサイレンサープラグ。タイ市街地は洗車場(スタッフが洗車してくれる)がたくさんありますから、ホテルに戻る前に洗車していきます。かなり勢いよく水をかけるので、サイレンサープラグを持参。マップホルダー周りもなるべく水をかけないようにお願いします。
こちらはエンジンオイル。ハスクバーナ純正オイルでもあるBELRAY。THUMPER 10W-50です。ラリー終了後、エンジンを開けてオイルの効能を調べる企画も計画中です。
オイルフィルターも毎日交換します。プラグとプラグレンチも携帯します。
前後ブレーキローター。ほか、クラッチセットも用意します。
ブレーキパッドはエンデューロでも愛用しているCL BRAKES製(写真上がCLブレーキ、下がノーマル)。1892年にフランスで創業されたカーボンロレーヌ社。スリット入りなので、水切り効果も期待でき、雨期のタイでは特に適しているかもしれません。スプロケットでおなじみX.A.Mジャパンさんで取り扱われています。
ワセリン。長距離走行時にお尻のダメージを軽減してくれる必需品!
塩飴。塩タブレットや岩塩、OS-1も持っていくかもしれません。
バッテリー充電器。念のために。
ホテルの部屋で洗濯するための室内用洗剤と、リセッシュ。毎日快適なウエアに袖を通したいです。
ムース交換用のレバー類。引っかかりやすくて使いやすいジェネリックロングタイヤレバーと、柄が長くて力を入れやすいメッツラーのムース用レバーセット。特に大きく湾曲している2本と、モンドモトさんでストレート用に加工していただいたレバーが重宝しています。ほかアクスルシャフト脱着用ラチェット、専用ジェル、ハンマー。
アストロプロダクツ製のAP 5LEDミニヘッドライト。なぜか間違えて2個買ってしまったので1個は非常用に携帯します。税抜き730円と安いのですが、LEDを段階点灯が可能で光量も十分です。
一日のLEGを走り終え、ホテルに戻ると整備開始。暗くなるころには終えて、毎晩楽しみな夕食タイム。そして翌日のマップを主催者から受け取り、部屋でチェック。マーキングなどを終えたら、整備駐車場に戻り、翌日のマップを取り付けます。そのときに、ヘッドライトがあったほうが便利です。
メディカルセット(湿布や痛み止め、下痢止め、虫さされ薬などのセット)と、整備時に楽をしたいのでミニ折り畳み椅子を持参。部屋に入る時間も惜しいので、外での着替えもボックスに入れておきます。間食は近くの屋台などですますのが、楽しいです。
BOXはこんな感じです。四輪チームと共同で使うトラックから、毎日出し入れするので、とにかく大きくて頑丈なボックスが有効です。昨年は小さくて弱い素材のボックスで割れてしまったので、今年は2個新調しました。1つは耐荷重80kg、160L。もう1 つはやや小さいボックスです。これらにムースやパーツなどを詰め込んで、船便で送りました。
横浜の港の様子。ここにバイクやパーツ類を持ち込み、タイに送ってもらいます。受け取りも同じです。
私はボックス2個のほか、タイヤセット、20Lガソリン缶、タイヤチェンジャー、センタースタンドを便に出しました。
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