化けるか、ルーキー大塚豪太

「ルーキーとかは関係ないです。1年目でチャンピオンを取りたい」 昨年のIBダブルチャンピオンで、IAゼッケン#01をつける大塚豪太(T.E.SPORT)。第2戦関東では総合6位[6位/7位]に入り、存在感をアピール。昨年の渡辺祐介、能塚智寛のように、大化けできるか?   DS:関東大会はどうでしたか? 「開幕戦の九州よりは全然良かったんですけど、まだ全然。悔しいです。ヒート1は2周目くらいから腕が上がってしまって、我慢比べでした。腕が上がらなければもっといけたと思いますが、かなりきつかったですね。緊張というよりは乗れてなくて、腕で乗ってしまっている感じでした。ヒート2は腕が上がらなかったんで…

JMX R2/馬場大貴のヘルカメ!

さて、恒例の全日本モトクロスヘルメットカメラをアップしました。 ライダーはおなじみ、IA2馬場大貴(#40)。 今回はいつもより賑やかな解説でお届け。 コースを知りたい方も、トークを楽しみたい方も ぜひご堪能あれ!      …

JNCC Rd.2広島 〜極悪なマディに見る、トップ2の走り方〜 4/5

 とかく、極悪を極めた路面であった、今回の広島です。そんな中でも、苦にせず走っていたライダーは、鈴木健二、渡辺学、小林雅裕、矢野和都、それに熊本悠太といったところでしょうか。本人達にとってもツライのはたしかだったようですが…。  繰り返し言われていることですが、マディ攻略法の原則は、できるだけ動作を少なくすることです。特に、石井正美は常にそのような走り方をするために、GASGAS時代は必ず300ccを選んでいたと言います。直線をつなぎ、コーナーは1カ所で曲がる、というラインです。上の鈴木健二はまさしくそのような形。このセクションはテージャス山のヒルクライムで、見ての通り最悪ですね。できるだけスピ…

成田、勝谷ピンピン/OFV

4月20日、全日本モトクロス選手権第2戦が、埼玉県オフロードヴィレッジで開催。天候は曇り、コンディションはウェットでホコリも立たずベストなモトクロス日和に。 IA1は成田亮がヒート1/2ともに圧倒的な勝利をおさめた形。ヒート2は新井宏彰がラストラップまでに2秒差まで追い込んだものの及ばずといったところ。IA2では、両ヒートともに富田俊樹と勝谷武史のマッチレースになったが、勝谷が早めにしかけてリードを拡大する展開でこちらも勝谷のパーフェクトウィンとなった。レディスクラスはタイトルホルダー邵洋子がレースをリード。竹内優菜がプッシュ、邵をかわして逃げ切り優勝。邵は竹内とのバトルで転倒を喫し、最後尾に。…

UKタフワン、D・ナイト気を吐く

世界的ハードエンデューロの一つ、イギリスのTough Oneが4月19日に開催。マン島出身のD・ナイトが優勝を遂げた。昨年の夏頃にシェルコへの移籍を発表したナイトにとって、このTough Oneでの優勝は大きな一歩と言えるだろう。2位は、スタートのよかったJ・ウォーカー。ナイトに大きなリードを持っていたにもかかわらず、この日のナイトのスピードにかなわずと言ったところ。3位はA・ゴメス、4位には、4ストFE250に乗り換えた(エルズベルグロデオでは2ストで参加するというコメントが出ている)G・ジャービス。…

MXGPブルガリア、KTM勢圧勝

4月20日、ブルガリアでのモトクロス世界選手権、MXGP第5戦。ハードパック、気温14度、曇り時々雨といった状況のなかMX1はA・カイローリが2-1で優勝した。ポイントはこれで222へと伸長、2位C・デサール194ポイントとの差を拡大した形となる。モト1ではカイローリのホールショットだが、G・ポーランがスタート直後にトップへ立ち最終的に8秒のリードをもってチェッカー。モト2ではカイローリが、またもやホールショット。雨脚が強くなる中、350ccがアドバンテージを発揮したのではないかと海外メディアは伝えている。最終的にはやはり8秒のリードをもってカイローリが勝利。 MX2もKTM勢がマニュファクチャ…