YZ250X、大勝利のワケ

JNCC鈴蘭は、世界初がお目見えでした! ご存知、YZ250Xの世界初デビュー、そして勝利でございます。鈴木健二への勝利者インタビューと共に、YZ250Xがどんなマシンかを語ってもらいました。 A(ANIMALHOUSE):YZ250Xは、どんな形で開発に携わっていますか? 鈴木健二:「昨年、最終戦こそYZ250FXで出ましたが、それまではずっとYZ250で出てましたよね。あれは開発の一環だったんです。09年にもYZ250をチョイスしていますが、2009年は完全なプライベート体制としてのチョイス。去年、YZ250Xを作ることが決まって、いろんなテストを実施できて、フィードバックされているものです。開…

ユビキタスな次世代型バイクライフ

近頃、IoTという言葉を目にするようになってきました。  インターネットオブシングス、つまりモノのインターネット化という意味ですが、平たく言ってしまうと、いろんなものをネット対応させて、生活や仕事に役立てようってことですね。自動車との相性はすこぶるよく、ナビがオンライン化されたりしつつあるのは周知の通り。正確に同義語ではないですが、ユビキタス社会なんて言ったりします。  盛りあがっているIoTのなかで、ここ最近注目されているのがライフログ。以前紹介したApplewatchなどの端末で、様々なデータを蓄積していって人生のメモを自動的にとっていき、統計を役立てるといったものです。脈拍や体重が時間単…

エルズベルグロデオ・アナザーストーリー vol.1 スーパースロー

先週末、編集部IAカズト1年の集大成となったエルズベルグロデオが終了。SNSなどでも報告されているとおり、チェックポイント14までで完走ならずということになりましたが、とても濃い1週間となりました。このあたりは、次号本誌にて濃厚にお伝えさせていただくとして、数回にわたってスピンアウトストーリーをお届けしましょう。 まずは、こちら。スローモーションを集めたレッドブルムービー。プロローグ多めです。スタートシーンのあとにヒルクライムがありますが、こちらはかなり難しかったところ。ラインも少なく、助走もとりづらい。こういったところをクリーンな状態で抜けることは、スタートで1列目を確保していたとしても難しい…

エルズベルグロデオ詳報、カズトはフロントローを確保!

エルズベルグロデオは、現在3日目。IAカズトは2回目のプロローグを終えたところです。1日目の結果は26位で、2日目のタイムが1日目をうわまることはあまりないので、フロントローを獲得したも同然といったところ。  1列目をとれるかとれないかが、完走への大きな分かれ道になります。2列目は、おおよそ5分後のスタート(2013年は、スタート地点が池になったことで、1列目との間隔が非常に短いものでした)であって、1列目の渋滞がしょっぱなから立ちはだかります。1列目であれば、カズト得意のモトクロススタイルでのスタートを決めることができるでしょう、そうすればすべてのセクションはいつでもクリーン。圧倒的に有利で…

KXシリーズ、2016モデル速報!! 軽量化はトレンドか

KTMに続いて2016モデルが出てきたのは、カワサキ。2ストミニから、250F/450Fまで発表になっています。かねてより噂されていたとおり、KX450Fはフルモデルチェンジ! アメリカで発表された資料を基に分析してみましょう。  外観は、すでに全日本モトクロス選手権でファクトリーが走らせているもので、お披露目にはなっていました。さほど大きなビッグチェンジはないように思えるほどまとまっていますが、フレーム、エンジン、すべてがオールニューのニュージェネレーションになっています。重量は112.1→108.7kgに軽量化。KTMも徹底した軽量化を進めてきましたが、16モデルのトレンドと言えるかもし…

GOPROエントリーモデルの真打ち登場

ウェアラブルカメラの中でも一際イノベーティブなGOPROですが、エントリーモデルの真打ちが登場するようです。これまでエントリーモデルとして販売されていたHERO+は、オールインワンで電池交換できず、液晶もつかないものでしたが、今回のHERO+ LCDは液晶付き。これなら、画角を確認しながら撮影することが可能ですね。特にヘルメットに装着する場合は縦の角度セッティングが重要。 GOPRO HERO+ LCD Features 1080p60 and 720p60 video 8MP photos up to 5 frames per second built-in Wi-Fi and Bluetooth® convenience of a tou…

ゴリゴリの濃密ヤマハ’s オフムービー

YZ250FXの発売と同時にドロップした、ヤマハ発動機のコンテンツ「オフロードマニア」。続編をお待ちになっていた方はきっと多いことでしょう。こちら第3節がアップされています。テーマはモノクロスサス。  最初から最新モトクロッサーばかり乗ってきたライダーにはわからないことかもしれませんが、オフロードバイクはこの数十年の間に極めて急激に進化を遂げたイノベーティブなものの一つです。FIや、アルミフレームなど、とるにたらないレベルでのイノベーションが、DT-1をハシリとして常におこなわれてきました。  ヤマハの誇るイノベーションの一つが、モノクロスサス。70年代に、それまでツインショックだったリアサスを改…

エルズベルグ、観戦情報

※このエントリは、会場が追加される度に編集されています! みなさん、エルズベルグロデオの観戦準備はいかがですか? こちらでは随時パブリッックビューイング情報を更新していきたいと思います。また、パブリックビューイング、うちでもやるよ!という方がおられましたら、ぜひanimalhouse.tokyo@gmail.comまでご一報を! もしくは「どうしたらいい?やりたいんだけど」という方も、懇切丁寧にアドバイスさせていただきます。ちなみに5年田中太一をバックアップし続け、新たなチャレンジャー矢野和都への道を切り開いたKTMジャパンでは、このエルズベルグロデオの週末にオレンジフェスティバルオフロードを開催…

2016KTM EXCシリーズ続報

Photographer: Mitterbauer H.  先日お伝えしたKTMのEXC16シリーズ続報。NEWになった部分をお伝えしましょう。  まずこちら。2016年モデルのサスペンションは、WPによってリファインされたカートリッジ式のモデルで、フォークブーツがリニューアル、またフロントアクスルが小径化(26mmから22mmへ)されている模様。これらは新しいサスセッティングとあいまって、ハンドリング性能を向上させているとのこと。またフォークガードがメンテ性を考慮して新造。 上が16、下が15モデル。この変更はSXシリーズで14→15でおこなわれたものと同じだと思われます。  また、コクピット周り…

2016KTM EXCシリーズが海外発表!

SXシリーズの16モデルが発表されたばかりのKTMから、16モデルのEXCシリーズが海外発表されました。まだ詳細は明らかになっていませんが、追々紹介していきたいと思います! まずは代表的なモデルから。フルモデルチェンジしたSXとは違い、フレームもオレンジのままで15モデルから熟成させたジェネレーションになる模様です。 Photographer: Mitterbauer H.…