ISDEアルゼンチンからの手紙 vol.10 井上、大和からのメッセージ

ISDEに参戦してきた二人から、応援してくれたみなさんにメッセージが届いています。簡単にですが、この場で紹介させていただきます。来年のスロバキアも、きっと感動が待っているはず! なお、本日にはアルゼンチンに行っていた二チームが日本に到着予定です。 井上「初挑戦となったISDEですが、想像していた以上のハードなレースでした。 特に、百台以上がリタイアした三日目の砂漠ステージは、気温が40℃を越える環境で、フカフカのサンドに出来たわだちと、舞い上がる砂ぼこりと、タイトなタイム設定との闘いとなりました。 ここを最小限の遅着で乗り切れたことが、その後の自信に繋がり、残りの三日を乗り切る原動力になりました。 な…

佐々木貴志のCRF450Rスーパーモタード仕様!

前回の高山直人選手の記事が好評だったので、マシン情報の第2弾! 2014年のSMJ全日本スーパーモタード開幕戦・茂原ツインサーキットで最高峰S1PROクラスにおいて、ポールポジションを獲得した、ささやんこと#101佐々木貴志選手(DIABLO with WADATAKU)。 2015年度は得意とする最終戦・茂原ツインサーキットに新型のHonda CRF450Rスーパーモタード仕様を投入する。 プライベートでは新婚ほやほやな、ささやん選手。ライスシャワーに続いて最終戦でもシャンパンシャワーを浴びる姿を見れるかもしれない!? SMJ全日本スーパーモタード最終戦 茂原ツインサーキットは11月15日(練習走行日)16…

ISDEアルゼンチンからの手紙 vol.9 コマツジャパン見事フィニッシュ、8位!

ISDEアルゼンチンが終了しました。 日本のコマツジャパンは、滑川、阿部、井上の順位で見事にフィニッシュ。クラブチームで8位という結果を残しました。各人の写真を見る限り各々ブロンズメダルということのようですが、このサバイバルを勝ち抜けた功績は本当に素晴らしいですね! 3人ともにSUGO2デイズエンデューロにはエントリーしているようなので、ぜひ話を聞いてみて下さい。 ワールドトロフィーはフランスが獲得。初日からさすがの強さを見せつけました。USA、オーストラリアのこの数年での強さも目を見張るものがありますが、より安定さも兼ね備えているのがフランスということになるでしょうか。

ISDEアルゼンチンからの手紙 vol.8 コマツジャパン8位へ躍進、全員DAY5をオンタイム

いよいよ、実質シックスデイズのほとんどである5日を終えたISDEアルゼンチンです。6日目はルートを走ってファイナルクロスを走って、パルクフェルメに入れればISDEを走りきったことになります。まだ完走というには早いですが、チームコマツジャパンは3名ともがDAY5をオンタイムで走りきりました。これによって、クラブチームの順位はなんと世界で8位に。クリス・バックらのチームWellardや、コリー・バトリックらのチームよりも上の順位に位置しています。 ほとんどがサンド、ISDEのなかでも特別に難しい大会だったに違いありません。路面にも慣れてはいなかったでしょう。本当に、躍進であると言えるはずです。6日目…

ISDEアルゼンチンからの手紙 vol.7 残り実質1日、コマツジャパン1桁位まであと1歩!

ISDE2014、4日目が終了しました。3日目の夜はジュリーミーティング(審査委員会)が荒れ、厳しすぎるタイム設定がDAY4では幾分イージーになった模様です。井上はミスルートで6分の遅着、阿部・滑川はみごとオンタイムを達成。 DAY3、あきらめていれば阿部はそこでISDEを終えていたことになりますが、挽回どころか現在チームはクラブチーム中11位。しかも、上位のチームにはメンバーを欠いたチームがあり、これらは毎日3時間のタイムが加算されるため、順調にいけばこのまま一桁台へ入ることになります。後半になり、さらに盛りあがって参りました! なお、大和はエンジントラブルにてリタイア。体調はまったく問題ないと…

高山直人CRF450Rスーパーモタード仕様を大公開!

魅せる走りで人気の高いS1PRO#300高山直人選手の2013CRF450R。 エアサスはテクニクスでモタード用にモデファイ。X-TRIGのモタード用クランプを使用することで車体とサスペンションのマッチングを図る。どちらもテクニクス取扱で、実績に裏付けされた信頼のパッケージと言えるだろう。 フレームはビブラム製フレームガード(ジャペックス取扱)で保護される。そのフレームやスイングアームは、細部までアルマイト処理されており美しい。 ブレーキはQTMがリリースするブレンボレーシングキャリパー、サポート、320φローター(moto禅取扱)。 高山選手はモタードスクールモタフレンズを随時開催しているので、その…

ISDEアルゼンチンからの手紙 vol.6 シックスデイズの山場、DAY3

ISDEアルゼンチンも早いものでDAY3が終了。折り返し地点を過ぎました。6日目はファイナルクロスなので、DAY5まで乗り切ればほぼフィニッシュ、と考えられます。つまり、実質残りは2日。 AMAの殿堂入りライダーであり、34回目のISDE参戦となる名物ジェフ・フレデットは、DAY3で34年目にして初のDNFとなってしまいました。このことが、DAY3がいかに過酷だったかが、見えてきます。Facebook上でサポートの山口氏は 「今日はTCにあるテント内の温度計、 44℃あったそうです。 どうりで炎天下がキビシイ訳だ。 いったい何度だったんだべ…」 と報告しています。気温の乱高下も、レースの厳しさに一役買って…

YZ250FXがAAGPでデビュー! 「あんな」ところまで映像でお届けします!!

11月2日に長野県爺が岳スキー場で開催されたJNCC最終戦AAGPでレースデビューしたYAMAHA新型クロスカントリーマシン『YZ250FX』。弊誌編集部、宮崎が参戦を辞してまで(ウソ)撮影したスペシャルムービーが完成しました! 鈴木健二選手のインタビューも収録しています。前日の試乗会では大勢のライダーが参加、ダートスポーツアンケートにお答えいただきました。みなさまありがとうございました。誌面でも、特集を継続して組みますのでお楽しみに!!    …

EICMA速報 ホンダの本気アドベンチャーマシン、CRF450ラリーと比較しました

昨今のHRCダカールへの挑戦はめざましいものがあります。編集部でも「あやしい…あそこまで手を入れて開発するってことは、市販車にフィードバックされる日も遠くないはずだ」とにらんでいたところであります。CRF450ラリーは、昨年モデルからフレーム・エンジンを新造、CRFのレース車としてはじめてDOHCを選択しています。 で、そのDNAを受け継いだ参考モデルがこちらだそう。 CRF450ラリーと見比べてみると… エンジン、フレームともにTrue Adventureとは異なります。True Adventure自体、ちょっと外装いじってみたマシン、というわけではなくまっさらな新造ということになりそうですね。こちら…

ISDEアルゼンチンからの手紙 vol.5 DAY2日本勢は4名がサバイブ

DAY1でリタイアしてしまった渡邊ですが「リタイヤしてしまいましたが、渡邊さんの身体は大丈夫です。明日は同じルートですが、時間が短くなりました。でも残りの5人は問題ないと思いますd(^-^)」との続報が届いておりました。というわけで日が開けてDAY2がアルゼンチンでは終了したところ。早速お便りが届いています。 「阿部、滑川、井上オンタイム。しかし、タイム設定短縮と、コースが荒れてあまり余裕はありませんでした。 更に、井上はワークタイム時のオイル交換中、焼けた臭いにより、急遽クラッチ交換。明日からの砂丘に備えて交換したものの、フィニッシュに8秒遅れで1分ペナルティ。大和は25分遅着、気持ちを切り替え…