プラザ阪下のコース整備士アレックスと、バイクショップNAGモータースのNAG。
男2人のアメリカ旅行記、楽しんでいただけてますか?

今回はアレックスNAGのそれぞれの目線からお届けしますよ!

 

二日目 「まずは朝市と大学を見学」

<アレックス>

前日の疲れもあって二日目の朝は少しゆっくりと起床。
イズミちゃんから「天気いいし、せっかくだからプールサイドで朝食たべようか」っていう、なんともアメリカンな提案があり、中庭のプールサイドで朝食を頂くっていう最高のスタート。「プールあるんすか!」とNAG。どうやらマンションの住民が共同で使えるプールらしいです。
こんな贅沢な環境、普通のツアーじゃ絶対に味わえないから、自分ですべて計画する旅ってやめられない! と、言っても友人知人に恵まれたからこそ実現した旅なので、この旅を計画実行するにあたって関わってくれた方々に感謝!
何はともあれ、最高の朝食、万歳!

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<NAG>

朝食を食べ終えると、イズミさんがダウンタウンにあるリトルイタリーというファーマーズマーケット(朝市)に連れて行ってくれました。

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観光客丸出し(笑)。

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500メートルくらいの間に屋台が150店くらい並んでいます。
サンフランシスコでは週末になるとこんな感じのファーマーズマーケットが各地で開催されるそうです。空の青さや町の雰囲気が最高でした!

続いて、イズミさんが日本語講師を務めるUniversity od California San Diego(カリフォルニア大学サンディエゴ校)へ。

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大学の中の本屋さん

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こちらはなんと図書館!

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アメリカの学生に混じってカフェテリアでお茶したり、教科書とかを販売している本屋に行ったり、オフィスに案内してもらったり。この日は日曜日だったので大学はお休みなのですが、敷地内は車で移動するほど広く、各広場でいろんなイベントが開催されていました。

アメリカでは学業と遊びが両立されていてストレスなく勉強ができるそうです。ええなぁー!

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売店で発見したRed Bullのアメリカンサイズ!

 

そしていよいよ、AMAスーパークロス!

<アレックス>

そろそろ時間なので、イズミちゃんに別れを告げて今回の旅の重要項目でもあるスーパークロス会場ペトコパークへ向かいます!
さすがに会場周辺はすっごい渋滞してて駐車するのに30分くらい走り回って、最終的に停められたのは市立図書館の地下駐車場。車を降りると、もう興奮して自然と早足に(笑)。

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そして、着いたー!

もうここからは完全に子供です(笑)。右を見ても左を見ても「すげー!」とか「おー!」しか言ってませんでした。ちょっと残念だったのは物販ブースがほとんどなかったこと。見て、聞いて、楽しむスタンスの会場でした。

痛感したのは、やっぱり生で、現地で本物を見ないとダメだな〜ってことでした。ここでは語りきれないくらいのいろんな情報を得たし、最先端のアイディアがそこらじゅうに散らばっているので、ものすごく刺激になりました。

<NAG>

会場ではちょうど練習を終えたスーパースターたちがファンサービスをしてました!

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大人気、チャド・リード。「いい人」感がすごかった!

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クーパー・ウェブはお疲れなのかマッサージ中。こんなゴツい腕でマッサージされて痛くないんですかね(笑)

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こちらは真面目にサインを書くコール・シーリー。真面目な人って、顔に出ますよね〜。

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ブレイク・バゲットはセッティングが上手くいかないのか、クルーとミーティング中でした。

あの画面の中のスーパースターたちが、こんな感じでいるんですよ!

<アレックス>

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そして、日も暮れかかったレーススタート間近に、ヨシムラジャパン時代の先輩を訪ね、ヨシムラブースへ。
あのジェームス・スチュワート選手のバイクと記念撮影をさせてもらいました! USヨシムラの高良さん、本当にありがとうございました!

そして、いよいよメインイベント会場へ!

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ついに来たぜ、スーパークロス!

観客の数とか、応援の仕方とか、さすが本場アメリカ。日本の野球の試合みたいな感じなのかな? 家族ぐるみで来てる人も多くて、文化の違いを改めて実感。隣に座っていた家族もお母さんが一番はしゃいでいましたね(笑)。日本からスーパークロスを見に来たと伝えると、「CRAZY〜‼︎」って笑われました。よっぽど珍しいのかな?

郷に入れば郷に従え。
僕らも負けじと「フォー! フォー!」言っちゃいました(笑)。
アメリカまで来て、しかもスーパークロス。弾けて楽しまなきゃ損でしょ⁉︎

レースはと言うと、バイクってそんなに飛ぶの? ってくらい飛んで行くし、どう見てもコケてる角度で曲がっていくし、あっけに取られっぱなしでした!

そして、大半の人は興味のない、僕的メインイベント。

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これこれ〜!


走ってるライダーが一流なら運営も一流。これを目的にアメリカまで見に行く人はまずいないと思うけど、これこそ日本では見られないです。スタッフの動きもいいし、マーシャルもヘルメット被ってるんだけど、これがまたカッコイイ! そしてコース整備の人たち。轍ならすのが上手いし早い! あのSKID STEER(右側の小さいの)めっちゃ欲しい〜〜!


ちょっとしたインターバルのうちにササッと修正してしまうんです。もう一人で興奮してビデオとか撮りまくってたんですけど、周りの人からしてみたらインターバルは休憩時間で、トイレ行ったり食料買いに行ったりするので、重機みて騒いでる姿はまさに「CRAZY」に映ったかも。


インターバルになるとNAGに「メインイベント始まりますよ」なんてからかわれたりも(笑)。結局、始まってから終わるまで一歩も席を立たずにレースは終了。空腹の事すら完全に忘れて楽しんでいました。

でも朝からものすごく良い天気だったので、半袖、半ズボンで挑んでしまったら、夜になったらものすごく寒かったです! 夜のイベント会場ではアメリカ人でさえ長袖、パーカースタイルでした。今だから笑えるけど、本気でヤバかったです。朝夜の冷え込みが半端ないので、服装には気をつけないと、ですね。

<NAG>

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これこれ! いつも動画で見てる感じ! やっぱアメリカは派手ですね!


集中しすぎてレース中の写真はありません(笑)。レースが終わって周りの観客がいなくなってからも自分たちはしばらくスタンド席内をウロウロして余韻に浸っていました。結局、警備のおばちゃんに追い出されるまで二人立ち尽くしてコースを見ていました。


あー、終わっちまった!

今回の旅の目的の一つでもあった、AMAスーパークロス観戦でしたが、本当に来て良かったと思いました。もちろん、観戦自体も良かったのですが、実際にパドックを廻り、ファクトリー車両以外のプライベーター車両を見られたのがすごく勉強になりました。モトクロスの最前線でどんなパーツが流行っているのか、どんなモディファイをおこなっているのか、これからの自分の仕事に活かせるものがたくさん見られました。
整備のやり方だって、自分では発送すらしなかったようにやっていたり、考え方一つで効率が上がったり、無駄がなくなるんだな、と感じましたね。ネットでいくらでも情報が行き交う今の世の中だからこそ、実際に足を運んで、その目で現場を見ると新しい発見があるし、自分を成長させてくれると感じました。

<アレックス>

この日もまたイズミちゃんのお宅でお世話になり、明日はアメリカをバイクで走り回ります!

まだまだ続くアメリカの旅、次回もお楽しみに!

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