DAKAR2016 – ステージ8 - 1月11日 サルタ~ベレン 

SSは前半と後半に別れていて中間にトランスファー区間がある 1月11日 ステージ8 サルタ~ベレン リエゾン:373km SS:494km Hisashi Haruki BIGTANK サルタでの束の間の休息を終えて、ラリーは後半戦へ突入。前半は、ほとんど「道」の形態を持ったルートでの勝負が続いていたが、ここからは本格的なデザート、デューンのステージが始まり、ライダーにはさらに大きな試練となる。ラリーならではのナビゲーションの技術も含め、ここからが本当のテストということが言えそうだ。 ステージ8は、KTMのトビー・プライスがステージ6に続けて4度目のステージウイン。HRCのパウロ・ゴンサルベスはクラッシュの…

DAKAR2016 – HRC本田太一 コメント –  1/10休息日

4年目のダカール挑戦、今年こそという思いは、チームだけではなく、世界中のファンの願いにもなっていると言えるだろう。マシンはもちろんチームとしての総合力も一段と強くなった感のあるHRCだが、またしてもウユニのステージでバレダがマシントラブル。それでも総合ではもう一人のエース、パウロ・ゴンサルベスが首位をキープして休息日を迎えた。後半戦を前に、HRCの戦略は如何に? かなり厳しい取材環境の中、ジャンキー稲垣から、チームを代表する本田太一氏のコメントが届いた。BIGTANK HRCラリーチーム プロジェクトリーダー 本田太一氏 全体としてはいい流れだ ホアン・バレダがマシントラブルで後退した時は、チームの雰…

DAKAR2016 – ステージ7 – KTMのメオが初のステージ優勝! バレダは戦線離脱…

1月9日 ステージ7 ウユニ~サルタ リエゾン:481km SS:336km Hisashi Haruki BIGTANK ラリーは折り返し地点のウユニを離れ、50kmほどのリエゾンを走ってからスペシャルステージがスタート。この日は、序盤からKTMのアントワン・メオが飛ばした。5度の世界タイトルを持つ現役のエンデューロチャンピオンは、昨日、暫定結果でトビー・プライスに続くステージ2位。後にウェイポイント不通過のミスが発覚して、5分のペナルティがつけられたが、ストレスを吹き飛ばす走りを見せてステージ優勝! SSをスタートしてまもなくの15km地点で、KTMのマティアス・ウォークナーがクラッシュ。レスキュー…

DAKAR2016 – ステージ6- KTMが優勢か? ラリーは後半戦へ。

1月8日 ステージ6 ウユニ~ウユニ レポート リエゾン:180km SS:542km Hisashi Haruki BIGTANK マラソンステージ後半の前日に続いてトビー・プライスがステージ優勝。昨年波乱を起こしたウユニのステージは、寒さはありましたが良好なコンディション。1分少々の僅差で、マティアス・ウォークナー(KTM)、、パウロ・ゴンサルベス(HRC)がこれに続きます。総合ではゴンサルベスが首位、しかし35秒の僅差でトビー・プライスが2位つけています。 HRCは、この日、バレダがエンジン(と見られる)トラブルで、ストップ。チームメイトに牽引されてビバークに向かっています。ここで大きく順位を落とすの…

DAKAR2016 -ステージ6速報- HRCバレダにマシントラブル

1月8日 ステージ6 ウユニ~ウユニ 速報 リエゾン:180km SS:542km Hisashi Haruki BIGTANK トビー・プライスが3度目のステージ優勝となりました。天候は快晴。ペースは速く、トップグループは524kmのステージを6時間以内で走り切っています。HRCのホアン・バレダは300km付近でストップし、その後、チームメイトのパオロ・セッシによって長い距離を牽引されています。19時現在、ビバークに到着していません。 「おそらくエンジンになんらかの深刻なトラブルが発生したものと思います。チームとしては、現在首位のゴンサルベスに力を集中することになるでしょう」という本田太一プロジェクトリー…

DAKAR2016 – ステージ5 – KTMが1-2-3-4まで独占! マラソンステージ後半

1月7日 ステージ5 フフイ~ウユニ リエゾン:314km SS:327km Hisashi Haruki BIGTANK マラソンステージの2日目は、すでにサポートチームは国境を越えてボリビアのウユニに向かっているが、ライダーたちはここで初めてアルゼンチンからボリビアへ。スペシャルステージとしてはダカール史上の最高高度4600mに到達する。高山病の心配もあり、ライダーには心身ともに厳しい1日。ナビゲーションもテクニカルになってきた。 マラソンステージの前半、フフイ~フフイのループではタイヤの温存策をとっていたKTM勢は、この後半ステージでスパートをかけた。昨年、初のダカールで頭角を現したトビー・プライス…

YAMAHAがスーパークロスでファクトリー復活 ライダーはC・リード!

2015年は250WESTでC・ウェブ、250モトクロスでJ・マーティンが。さらにMXGPではR・フェーブルがチャンピオンに輝いたYAMAHAですが、2016年はついにAMAスーパークロスでもファクトリー体制を復活させました! ライダーは、04年と08年にヤマハでSXタイトルを獲得しているC・リード。 今年も何かと話題に事欠かないですね(笑)。 2016年型のYZ450Fを駆り、正式にはファクトリーチーム「Monster Energy/360fly/Chaparral/Yamaha Factory Racing」からの参戦となります。 以下、リリースより。 チャド・リード選手談 「やっぱり、自分の居場所か…

DAKAR2016 – 南米の才能溢れる若手。ケビン・ベナバイズとは?

ダカールデビュー戦にして、ステージ4で3位、フフイのマラソンステージ前半まで総合では2位と周囲驚かせる活躍のケビン・ベナバイズ(HONDA)。HRC本体チームではなく、南米ホンダチームからのエントリー。そのバックグラウンドには、ジュニア時代からワールドの舞台を経験してきたエンデューロライダーとしてのスキルがある。 Hisashi Haruki BIGTANK ケビン・マッシミリアーノ・ベナバイズ 1989年 アルゼンチン・サルタ出身 キャリア 2008年のアルゼンチンナショナルエンデューロチャンピオン。2009年にはアルゼンチン代表メンバーとしてFIMインターナショナルシックスデイズエンデューロ(ISDE)…

DAKAR2016 – ステージ4- マラソンステージ前半戦、好調が続くHRC勢

1/6 ステージ4 フフイ~フフイ リエゾン:200km SS:429km Hisashi Haruki BIGTANK ダカール2016、最初のマラソンステージの前半。マラソンステージとは、キャンプ地にサポートチーム、メカニックの立入が禁じられ、一切のアシスタンスと補給を禁じられているステージのことで、選手は、携帯しているパーツと工具、主催者が用意しているわずかな工具で整備・修理を行わなければならない。選手同士のアシスタンスは認められる。また、このステージでは2日間を通じて、タイヤ交換も禁じられるため、タイヤには主催者によって封印が施されている、マラソンステージは、ファクトリーチームとプライベーターの…

MS鷹の初乗り 今年も大盛況

2016年も、モトショップ鷹恒例の「初乗り」が1月3日(日)、埼玉県川越のモトクロスヴィレッジにて開催されました! ライダー50名、付き添いの方を含め、約100人の方が参加。なんとゲストには安原志選手、安原さや選手も参加して盛り上げてくれたようです。 弊社ダートスポーツからは社長の内木場も参加。YZ250F・YZ250FX・YZ250Xの試乗会も楽しませて頂きました。 暖かさを感じるほどの好天で、新年からフリー走行や模擬レース、チーム対抗リレーなど、みんなでオフロードを満喫しました。 お昼ごはんにはカレー、豚汁、うどん、そば、焼き鳥、ウインナー、ハンバーグなどの炊き出しも超充実していて、参加者のお腹を…

DAKAR2016 -三橋淳。ラリーのぺースを取り戻してきた!

デイリーレポート ステージ3 Hisashi Haruki BIGTANK 三橋淳(KTM)は「一万キロ走っても疲れないだろうなというペース」での走行。前日のステージではアクシデントもあったが、久しぶりの2輪でのラリーにも徐々に慣れてくるはず。現在78位、スタート前に自身の予想としてコメントした順位の通り。このあたりの確実な自己評価と、セルフコントロールこそ、彼の強さの秘密だ。序盤から困難な状況が続く今年のダカールだが、三橋淳は確実に走り切ってくれるはず! オフィシャルサイトでのデイリーリポートも順調に更新されている。たくさんの声援を送ろう! 三橋淳公式