旧KTMに13以降のFフェンダーを

KTMのプラスチックパーツは、モデルチェンジされるごとにデザインをアップさせるだけでなく、機能面をも向上させてきた歴史があります。もちろん、これは国内4メーカーでも見られることで、たとえばリアフェンダーの持ち手部分などがこれにあたりますね。 今回MC GEARで取り扱いをはじめたのがKTMの新型フェンダー(13以降)をうまく活用できるアダプター。形状の工夫により、ブレイスを使うことなく強度を実現、さらになんといっても未来的でカッコイイ、ので12モデル以前のライダーからなんとかうまく付かないか、という声が上がっていました(加えて言うと、13以降の外装は12付近の外装と互換性があるのですが、このフロン…

渡辺学、GNCCへ! 直前ショートインタビュー

今週末、GNCCのRd.9スノーシューに参戦する、渡辺学。毎年、JNCCとGNCCではライダーを交換し合う事業を続けていて、2014年はAAのチャンピオンに与えられる予定だったところ、チャンピオン鈴木健二が渡辺にその権利を譲った形。 渡辺学は、ご存じの通り元モトクロスのトップライダーで、長年ファクトリーで走り、後年は後進の育成にも関わったライダーでございます。2スト250を開け開けで(ヤマハのライダーって全開が多いんですよね)乗るライディングスタイル、ファンに優しいスマイルでとっても人気がありました。 しかし、余り知られていないことですが、実は渡辺学にはアメリカやヨーロッパでのライディング経験があ…

JECマシン vol.1 鈴木健二・和泉拓・小菅浩司

JEC、IA・IBのライダーのマシンは、参考になるマシン作りノウハウの宝庫。今回は3台まとめて公開します! トップバッターは鈴木健二YZ250F。JNCCにも参戦しており、仕様はほぼ変えてこないことが多いようです。2015年YZ250Fが発表されたばかりですが、あちらのエンジンマウントが変更されていたことに目を付けた方は鋭い。鈴木マシンも実はオリジナルで(開発モノではなく、あくまで個人の好みに合わせるための変更)エンジンマウントを変えています。この手法はもっと流行ってもいいかもしれませんね。タンクは、JECでは必要ないモノのビッグタンクを装着。なお、実はJNCC鈴蘭からマシンを密かにチェンジして…

イシゲ・コメンタリーvol.3 JMX SUGOを見て

先日の全日本モトクロス選手権菅生大会を見て思ったことを書き連ねてみます。 はっきり言って今の日本のモトクロスコースは未舗装なだけで、自然の土の状態ではなく、かなり踏固められている状態だと思います(ジャンプの前後は危険だから当然ですが)。そこに雨がたっぷり降れば下地は固く、表面はツルッツルな「いわゆる走りたくない恐怖しかない」路面だと思います。が、今回の菅生はバッチリ耕してあり、そこに大量の雨が降ったいわゆる本来の自然な状態の未舗装(ヨーロッパ? アメリカ?)的なモトクロスコース状態になったと思います。 なんでモトクロスライダーは走れなく、マディではエンデューロライダーがうまく走れるのか(あくまで一…
ダートスポーツ

関西の気になる新ED

弊誌エンデューロ人でも紹介済の、兵庫の仕掛け人「総帥」こと尾仲氏の仲間達が兵庫県三木アネックスパークで新シリーズを立ち上げることが話題になっています(尾仲氏は広報のようですね)。総帥には、このことに関して原稿を依頼していますが、なかなか書いてもらえないので、ダートスポーツで書くことにしました。  さて、こちら新シリーズGERO’S GATEは、イタリアの伝統あるハードエンデューロ『ヘルズゲート』からもじったもの。三木アネックスパークといえば、アクションサバイバルでも有名ですね。コンパクトな敷地ながら、起伏の激しい同コースは、過去には名門チームハマーの修行場でもありました。その辺の苦し…

85cc用S30スポーク発売

モトクロッサーをエンデュランサー化する際に、18インチへ換装したり、少し放置ぎみのバイクをリフレッシュしたり…。ホイールを組み直すことは少し高嶺の花だったけれど、昨今ではZ-WHEELの充実でだいぶラクになりましたね。一度自分のマシンに関して見てもらえるとわかると思いますが、特にモトクロスだけでなくフリーライディングやエンデューロ・クロカンをする人には、最高にやりやすい環境にあります。昔はスポークの対応調べたりとか、個人ではちょっと手に負えない部分が多かったように思います。 さて、そんなZ-WHEELですが、このたびミニモト用のスポークラインナップが充実したのをご存じでしょうか。「場所もあんまり…

世界へ届け、日本のハードED

G-NET JAPANでは、グローバルな活動を目指してプロモーションビデオを公開。GEKKO-ONEのムービーも異例なビュー数を誇っており、ご存じ田中太一はハードED界で名が通っています。日本で世界的なエンデューロがでてきても、これはなんらおかしくないと考えた方がいいでしょう。 海外ライダーとのレベル差や、レース文化、社会的風土などの違いから、日本でこういった活動をすることはあまり考えられてきませんでしたが、実際はヘルズゲートやルメザーネのあるイタリアも、フィールドにありあふれているわけではありません。彼らはある程度イリーガルなことを承知しながら山で遊んだりもしてきましたし、それらがコンプライアン…

ビースト浜田コラム vol.1 いなべのEDX

三重県にあります「いなべモータースポーツランド」で行われている「エンデューロクロス」に参戦しているビースト浜田と申します。なぜかビーストというリングネーム(?)が付いておりますが本人ネコ好き、子供好きな至って温和な人間で御座いますので安心してください。ビーストという名前の由来は機会があればまたお話し致します… さて、いなべモータースポーツランドといえば日本初のエンデューロクロス常設のコースがあり(コースディレクターSO4氏がYou Tubeで見た、グレンヘレンのエンデューロクロスコースをモチーフにしたそうです)、そこで行われるレースに毎回田中太一選手も参戦してくれています。自分は昨年9月29日に行…

NAKAIモトカップでモタードレースデビュー!

神奈川県にある中井インターサーキットでシリーズ開催されているミニバイクレース、6月22日(日)に開催されるNAKAI モトカップ(http://www.kidsracing.info/2014/06/07/6月22日-nakai-モトカップ-第2戦-開催!/)にモタードクラスがあるのをご存知だろうか? 開催クラスは市販車を対象としたmoto3、オフロード仕様の21/19or18ホイールにロード向けのタイヤを履かせたスーパーバイカーズ、CRF50等のキッズ用車両を対象としたモタードキッズ、そしてスーパーモタードクラスがある。 対象車両は広く、前回、前々回の開催時のエントラントには公道市販車両のWR25…

6/22鈴鹿でWR250R/XオーナーSNAP撮影!

セレクションさんのHPでもご紹介頂いてますが、今週末の6/22(日)、三重県鈴鹿市のモーターランドスズカにて、WR250R/XオーナーのSNAP撮影会をおこないます。掲載はもちろん、8月に発売予定のマスターズブックvol.4にて! 当日はモーターランド杯のミニバイク&モタードレースも開催しておりますが、サーキット入場料は無料とのことです。 中部のWRオーナーのみなさん、ぜひ遊びに来て下さい!  …

全日本スーパーモタード第3戦 エビス観戦情報

中部、関西と続いた西日本ラウンドから舞台を東北は福島県に移し、全日本スーパーモタード第3戦福島県エビスサーキット(http://www.ebisu-circuit.com/)が6月21日(土)練習走行日/22日(日)決勝日が開催される。 全日本スーパーモタード選手権の中でも一、二を争う高速コースに加え、高低差のあるダートジャンプ等、迫力に溢れるコース。今年派例年のモタードコースからレイアウト変更をするとの未確定情報もあり、エントランスはもちろん、観戦者も楽しめることだろう。 またエビスサーキットと言ったら、隣接する「東北サファリパーク」(http://www.tohoku-safaripark.c