イシゲ・コメンタリーvol.1 ベテランの皆さんへ

TOMOYASU IKEDA 池田智泰 1972年生まれ、42歳。2009年JECチャンピオン、2010ISDEメキシコ・2007年ISDEチリ・2006年ISDEニュージーランドにワールドトロフィーとして参加。JECプロモーションに従事した経験も持つ。2013年8月12日ラリーモンゴリア120km前後で、クラッシュして約1カ月意識不明、その後意識戻るも、約7カ月の長期入院生活を経て、現在退院 ここ最近の話ではないとは思いますが…。 クロスカントリーレース、非常に人気があります。それはとてもうれしい事でもあります。が、しかし「人気が出る=人も増える」と、いう事でもありますよね。人が増えると、いろいろな考…

ガエルネSG11、全額キャッシュバック!?

新製品、SG11が発売されたばかりのガエルネ(ジャペックス)で、SG11のインプレッションを書いた人の中から抽選1名に全額キャッシュバックのキャンペーンが開催、こちらの〆切が5月19日の18時までと迫っている。 SG11は、モトクロスやエンデューロライダー待望のガエルネ新作で、いつもながらメイドインイタリアなだけでなく、ジャペックスによってジャパニーズフィットにモディファイされている商品。ブーツの後方に可動式のフレームを装備しており、怪我の原因となる横方向からのインパクトや、足首のひねりに対して非常に高剛性な仕上がりだ。ピボットシステムで足首は自然に可動し、ステップワークがしやすい特性を持つ。ま…

WR250R/Xボアアップキットがアテナから

WR250R/Xユーザー待望の、ボアアップキットが5月上旬を目処に発売開始。以前より、並行輸入でボアアップをおこなうユーザーもいたものの、価格が高かったり、消耗部品を手に入れづらかったり、非常に不便を感じるあまり、なかなか手を出しづらいパーツだった。 今回、ZERO−Gがレーサーを含めてアテナ社の正規代理店となり、ボアアップキットを扱うことになったおかげで、この問題はすべて解決。トレール用としては、今のところラインナップはWR250R/Xのみ。ボアを83mmにスープアップすることで、今までにないトルクアップを図ることが可能だ。 WR-Rも市販されて7年、そろそろ数万キロを走ったユーザーも多いはず。…

Nobody can stop KTM! MXGP

5月4日、オランダのファルケンスワードでMXGPが開催。全18ラウンドのうちの第6戦でシーズンの1/3を消化したグランプリ。 地元イタリア以外、どのヒートもすべて表彰台に上り、その半分を優勝。かつてのS・エバーツを彷彿とさせるがごとく、ここ数年のA・カイローリを止められるライダーは不在だ。もはやカイローリ自体のアイコンとも言える350SX-Fに乗り続け、結果「フルに扱える350ccのほうが速い」という理論を自分のあふれる才能で証明し続けている。特に、250→450にステップアップするのが常であり、450になった途端にアグレッシブさを失うライダーが多いなかで、350のなせるワザか、相変わらずバツグ…

WR250R 渡辺学仕様のマフラーが、受注予約中

WR250R/Xマスターズブックvo.3で、大きく取り上げた渡辺学のカスタマイズWR250R。これに装着されていたボルケーノのマフラーが受注予約を受け付けている。ボルケーノは、元々ポルシェに特化したエキゾーストを得意とする、純然たる性能重視のドメスティックマフラーブランド。これまで、4ストロークモトクロッサーを、レースで扱ってきている渡辺学が「これは軽い」と太鼓判をおすほどの軽さは、オールチタンのTIG溶接によるもの。その数値、なんと1.5kgであり、マスの集中化に貢献する。ツーリングなどに主に使用しているライダーにも、この軽量感がライディングに影響してくるはず、ワインディングでの楽しさが倍増…

GOBIG R1 速報PHOTOレポート!

※オフィシャルムービー追加! GOBIG(全日本フリースタイルモトクロス選手権)第1戦が、最高の天気の下、聖地モトパーク森(福島県鮫川村)で開催されました! 午前中は少し風が強いのが心配されましたが、いつも以上に気合いの入ったライダー達に吹き飛ばされていましたね。今回は5月24日のRed Bull X-Fighters日本人予選出場権も賭けていたとあって、とにかく緊張感がハンパじゃなかった! ニッポンのFMXのレベルの高さを感じさせてくれました。セミファイナルへの出場をかけたR1から盛り上がり、GONTA、GENKI、HITOSHIが順等に勝ち上がり、「スーパー6」と呼ばれるセミヒートへ。さらにそこ…
ダートスポーツ

C・ウェブ、EDクロスRd1撃破

2014年は、この5月2日のラスベガスのオルレアンズアリーナを開幕戦として、全8戦11月まで開催されるアメリカのガイコ・エンデューロクロスシリーズ。XGAMESでは大トリをつとめることもあり、また、スーパークロスよりもある程度小規模に開催できること、バトルが非常に接近戦であることや、番狂わせも多いなど、年々人気を上げているイベントである。  このレースのスターは、KTMのエースであるタディ・ブラズシアク。5回のタイトルを得ており、もはやエンデューロクロス自体がタディ・ザ・ショウといっても過言では無いほどだ。開幕はM・ブラウンのホールショットでスタート。しかし、まもなくブラウンは転倒、すぐにウェ…

アンダーソン、ボグルが250SXタイトル

5月4日、2014年のスーパークロスもいよいよ大詰め、最終戦ラスベガスのサムボイドスタジアムへ。450SXはすでにR・ビロポートがタイトルを確定済みでタイトル争いは250SXに絞られた形。ここラスベガスは例年、それまで東・西地区で別れて開催されていた250SXが東西統一で走るイベント「シュートアウト」もおこなわれる。最終戦を待たずしてタイトルが決定していることも多いが、2014シーズンは東・西ともに未決定であった。  注目の250SX。イーストはM・ダバロス、A・シャンシャルロ、B・バゲットらランキング2〜4位が負傷欠場でJ・ボグルのタイトルはほぼ決定といったところ。ウエストでは、J・アンダー…